そしてお友達しか救えなかった、ドリル「国家戦略特区」
2017-06-21 Wed 12:11
 日本は成長する。
 成長できる。
 何かが間違って成長できないのだからそれを正そう。

 幻想はたくましく生きのびてきました。

 「岩盤規制にドリルで穴を開ける。」
 ドリルは「国家戦略特区」です。
 安倍首相もそれを支持する国民も経済成長「幻想」病から抜け出せないのです。

 日本国のGDPが二十年以上にわたって500兆円をうろちょろしている事実を、もう何度も書いたのでいささかウッザリしているのですが、彼も彼を支持する国民も成長幻想を捨てきれないでいます。

変わらない日本

白川メモー成長力の強化のためにー

マイナス金利の原論、段階論、現状論

 500兆円を維持するために、とうとうの借金は1000兆円にふくらんでしまいました。
 今生きている国民のふところは痛みません。
 借金はツケを回してやり過ごそという算段です。

「本来自分がこうむる不利益を他人に押し付ける」のです。
 では他人とは誰か?
 未来の自分、そして子供、孫の世代です。

 その結果は悲惨でしょう。

 基本的には高度成長期で養われた妄想に対して、それが誤った認識であるとは考えていないのです。
 妄想に固執しているのです。

 自分達が「病」気だという認識がありません。
 これまでの政府がうまくやらないからだと思っている。
 安倍政権も基本認識が間違っているのですから、なにをやってもほころびが出てきます。

 加計問題は成長幻想の一産物です。

「美容院はたくさんあって足りているのにナンでまた美容師つくるのかね。」
 たしかに美容院は飽和しています。
 ですが、飽和しているのは美容院だけではありません。

 ありとあるゆる業種、業界、産業で飽和しているのです。
 飽和し密集している所を無理にこじ開け入るしかない。

 足らないものがあればそれを埋めてしまうのが経済の論理です。
 足らない=供給不足ですから、チャンスです。
 では、足りていたらどうするのか。

 加計問題は安倍側近官房副長官が関与したお粗末な結末をむかえています。
 お友達しか救えなかった。
 ドリル「国家戦略特区」は、加計学園に無償で36億円の土地譲渡を引き渡しただけで、断末魔をむかえているのです。
別窓 | 事実データ&思考 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
成長できない国の悪夢、国家戦略特区は当初から破綻している
2017-06-03 Sat 09:52
 日本は成長できない国になった。
 1994年以降、名目GDP500兆円をうろちょろしている。
 成長しない、成長できない国なら、それを前提に国家運営を考えなければならない。

 ところが「国家戦略特区」は正反対のこまった思想で成長をごり押しした。
 アベノミクスの成長戦略はボロボロなのに無理強いした。
 これが破綻し、失敗したのは必然だ。

 成熟した分野に手をつっこんだ。
 成長を妄想した。
 当然こじれにこじれ、森友、加計学園問題が発生した。
別窓 | 事実データ&思考 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
いかがわしい国家戦略特区の正体、森友・加計学園疑獄の本質はアベノミクスの失敗
2017-05-30 Tue 11:16
 スキャンダラスな側面だけが強調され、目立ってますが、
森友学園の国有地売却問題、加計学園の獣医学部設置問題の本質は何んでしょうか?

政策の失敗です。
ことごとく失敗したアベノミクス政策破綻の一つです。

 首相官邸ホームページには「国家戦略特区を突破口に、あらゆる岩盤規制を打ち抜いていきます」と勇ましいのですが、
いずれもスキャンダルまみれ、火だるまになっています。
 ひと言でいえば「元々が無理筋だった」に尽きます。

“経済社会の構造改革を重点的に推進することにより、産業の国際競争力を強化するとともに、国際的な経済活動の拠点の形成を促進する観点から、国が定めた国家戦略特別区域において、規制改革等の施策を総合的かつ集中的に推進します。”

野党は、第1次安倍内閣が「お友達内閣」で瓦解したように、
政策においても「旧知のお友達」にしか頼れなかったアベノミクス政策の脆弱性を明確にすべきなのです。
別窓 | 事実データ&思考 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
タダ同様のサービスっておかしくない?
2017-05-29 Mon 14:01
 ヨーロッパ圏に旅行に行くと、チップに面食らいます。

 しぶしぶ出すのですが、余分にとられたような気分が残ります。

 モノとは別にサービスにお金を支払うのは損した気分になるわけで、
 習慣的にモノにしか値段をつけていないというか、つけられません。
 それはつまりぼくたちがモノにしか価値を認めてこなかった証拠です。

 自分の仕事でもそういう点は強く感じます。

 建築の設計でもっとも肝腎なところは、完成した設計図書ではありません。
 スケッチとかエスキスという、図面化はされていないコンセプトにこそ真の価値があります。
 ところがクライアントは製図された数十枚かの設計図書なら納得して設計料を支払いますが、スケッチのような「アイディア」にお金を払おうとはしません。

 モノには価値を認めるが、アイディアやサービスにお金を払うことになじんでいない。
 慣れていないというか、
 実際のところ価値を認めていません。

 そこで英語で「値段」表現を調べてみました。
 「値段」は“price”一つではありません。
 下表の通り、ぼくの調べた範囲で六つの「価格」「値段」があります。

 そこから見えてくるのは、ぼくたちの文化が実物のモノしか価値を感じない文化であることです。
 近ごろ話題になった、宅急便サービスに変化が現れています。
 タダ同然とされているサービスに価値を認め、料金改訂に応じる姿勢、雰囲気に少しに変わってきそうです。

*クリックで拡大
価格英語語彙集
別窓 | 事実データ&思考 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
グローバリズム(G)とナショナリズム(N)の断層のような箇所
2017-05-23 Tue 14:38
 ヒースロー空港は乗り継ぎで立ち寄っただけであったが、ベルトを外し金属探知機をくぐる。
 反応があると全身くまなくボディーチェックをうける。
 X線でNGとなったバックは開けさせられ、内容物を探知機で一々チェックされる徹底ぶりであった。

 そこは、グローバリズム(G)とナショナリズム(N)の断層のような箇所で、GからNへ行くには、橋をわたるため設けられた現代的関所を通らなければならない。

 二十二日スペインから帰国したが、英マンチェスターのコンサート会場で爆発テロのニュースが流れていた。
別窓 | 事実データ&思考 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
BACK | 三保小次郎日誌 | NEXT