沈む船から逃げたネズミーセウォル号船舶乗員ー
2014-04-24 Thu 16:55
3.11における日本人は、予期せぬ津波、原発事故にそうぐうし「一致団結」しました。

4.16のセウォル号沈没事故においては真逆のことがおきています。

“セウォル号の乗組員は計24人。乗組員の生死は、船内の構造を知っているか知らないかではっきりと分かれた。船長、甲板員、機関士ら技術職など「船舶職員」計15人は、乗客を置き去りにしたまま脱出し、全員が生き残った。これに対し、事務員、調理師など一般職の9人は3人が救助され、2人が死亡、4人が行方不明となっている。”
旅客船沈没:乗組員、避難放送の38分前に脱出

“機関長ら7人は、船が傾き始めた直後に乗客を避難させることなく、乗組員だけが使える専用の階段を使うなどして船から脱出したということです。別の乗組員は、「機関長が船長の指示なく勝手に脱出命令を出して驚いた」と話しているということです。”
乗組員7人“専用階段”で先に脱出か 韓国客船沈没

なぜこんなにも対照的であったか、人間性とか国民性とかに還元することは安直に過ぎると考えています。

一般職の死亡、行方不明が乗客と変わらない点に着目できそうです。
対して、船舶職員は全員が「助かって」います。
予期できていた船舶職員は何をおいても自らの命を優先させた、ということができます。

予期せぬ事故ではなかった、というに事につきるのだと思います。

「1カ月前にも現場海域で急旋回」
「復元力があまりにもない船だった」
過積載の実態も、それがもたらす結果も認識できていた船舶職員。

「ねずみ」は沈む船を見捨てたのです。
予期できる能力を持ちながら、一声も「鳴かなかった」ネズミたち。
船舶会社を始め、圧縮成長のツケは深刻です。

Rats desert a sinking ship.


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