米ファストフード従業員が60都市でスト、賃上げを要求
2013-08-31 Sat 15:59
労働者が自分の生活、権利を守るには、たった一つ労働者間の社会的連帯しかない。
そう歴然と述べてたのは『共産党宣言』である。
カール・マルクス、フリードリヒ・エンゲルスはこう要約した。

「万国の労働者よ団結せよ」

かつかつの生活に追い回されている非正規労働者は、それゆえに団結するための時間すら奪われる。
ストライキを打てば馘首され、自分の身が危うくなる。
だから今は団結できない、最古の手段であるストライキは遠く手が届かないとあきらめがまん延している。

もっとも弱い階級がもっとも虐げられる構造ができあがっている。
賃金奴隷である。
民主主義の下における奴隷制は古代アテネ、南北戦争以前のアメリカ合衆国だけではない。

しかしアメリカの非正規労働者は立ち上がっている。

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米ファストフード従業員が60都市でスト、賃上げを要求

“従業員たちは約60の都市でストを決行。最低賃金を現行水準の倍の15ドル(約1470円)に引き上げるよう訴えた他、報復を受けずに労組を結成できる権利を認めるよう求めた。
5番街(Fifth Avenue)にあるマクドナルドの店舗の周辺で行われたデモに参加した女性はAFPに対し、膨大な利益を上げているファストフード各社は賃上げに応じられるはずだと主張。マクドナルドのブロンクス(Bronx)店で働く自身の時給は7.25ドル(約712円)だといい、「光熱費や子どものおむつ代を払ったら、食料品を買うお金はほとんど残らない。(会社の)待遇は良いが、給料はもっとほしい」と語った。
 活動グループ「ファストフード・フォワード(Fast Food Forward)」に所属する男性従業員は、「健康保険に加入しておらず、労働時間の保証もない」という労働条件を厳しく批判。(中略)”

日本における非正規労働者は約一千二百五十三万人、うち統計のあるパートタイム労働者の推定労働組合組織率は6.3%にすぎない。
彼らが一日ストライキに入れば、真にこの社会を動かしているのが誰であるか、はっきりするだろう。
そして自らもそのことを自覚することになるだろう。
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