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成熟社会では仕事が飽和し、競争がし烈になり、格差が広がる
2013-03-21 Thu 17:53
「10年後は第二次格差社会」と書きましたら、それは何か?と聞かれました。

一九九〇年代のバブル崩壊期をへて、二〇〇〇年代の構造改革期に第一次格差社会はうまれています。
第一次格差社会は中流階層がしだいに解体され、二極化を意識するようになった時代相です。
TPPはそうした格差を促進すると書きましたが、単純にその善悪をいってもしかたがないのです。

ぼくは第一次格差社会が進展し「中流」がほとんどきえてしまう社会を第二次格差社会とよんでいます。

どうして「中流」が消えてしまうのか、すこし無駄話をしながら、かみ砕いて書きます。

小田急線玉川学園前駅をおりたのは七八年ぶりでしょうか。
駅の周囲を歩きまわり友人と赤提灯を探したのですが、美容院はたくさん目につくのに、地元の赤提灯は一軒もありません。
なくなってしまって、チェーン店だけです。

店舗の改造を急いでいる箇所がありましたが、そこも新しい美容院の店舗のようです。

友人がいいました。
「美容院はたくさんあって足りているのにナンでまた美容院をつくるのかね。」
たしかに美容院は飽和しています。

ですが、飽和しているのは美容院だけではありません。

ありとあるゆる業種、業界、産業で飽和しているのです。
飽和し密集している所を無理にこじ開け入るしかない。
ひと言でいうと成熟社会です。

成熟社会になると何が起きてくるか。
その辺のことをうまく答えているのが藤原和博さんです。
「10年後のサラリーマンはどうなっている?」という質問に対して、こうなると断言しています。

・サラリーマンの年収は「二極化」するでしょう。200万~400万円の人たちと、800万円以上の人たち――このような格差が生まれるでしょうね。
・すべての業界で会社が半分くらいになる。またそのうちの半分くらいは外資系になると思っています。

10年後というのは、今以上に成熟した社会です。
さらに飽和が進む社会です。
競争がし烈になり、いやおうなく優勝劣敗がつく時代のことです。

成熟社会だから格差がうまれます。
飽和というのは、例えば林檎や蜜柑や何かの豊作を思えば分かりやすいでしょう。
豊作ですから林檎は余っています。

ふつうの林檎とおいしい林檎、さらにおいしい林檎があれば、後者が売れ、あるいは高くなります。

それが豊作社会、つまりは成熟社会の論理です。

さらに成熟するのですから、格差は拡大します。
ただの林檎は見向きもされません。

林檎をサラーリマン、あるいは労働力といいかえてみれば事態をより明確に自覚できることと思います。

しかしながら「成熟社会」という視点も、現代マネー・マネージャー資本主義の一断面をみたにすぎません。
ブログでこうした大問題が扱えるのか、心もとないのですが、
少しずつ書き溜めていきたいと考えています。

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