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わが家にはニワトリもガチョウもブタもいない
2013-01-17 Thu 08:53
昼食前だ。
消耗していた。
こたつに足を投げ出しテレビ画面をおった。

中華人民共和国黒竜江省碾子山(ニェンズシャン)駅。

発車時間の合間をみて、関口知宏がかっての花崗岩の産地に降り立つ。

「どこから来たんだ。」
「ニッポンです。」
「旅行か。こんな所に。なにを見ようというの。」

「石の産地だと聞いたものですから。」

農家の庭先に古い石臼が残されていた。
石職人であふれていた村に今残っているのは一人だという。
細々と農業で暮らしてる。

10月の末で関口はそでをこすりながら寒い、寒いをくり返す。

石臼のおかれていた農家の老夫婦がボットにお湯を持ってくる。
コップに注ぐ。
関口知宏は日本から持ってきていたほうじ茶のパックをそこに入れた。

「暖まる。」

老人はいう。
「わが家にはニワトリもガチョウもブタもいない。」
発車の時間が迫る関口知宏に、もっとゆっくりしていけと声をかける。

貧乏という言葉はなかった。
わざわざ寄ってくれたのにお湯しか出せない。
熱いお湯でもてなすことしかできない。

見ていて凍えていた気持ちが温かくなった。
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