三木田さん、リベラル、麻雀
2012-10-04 Thu 06:12
昔オダサガにリベラルというお店がありました。

2001年の話です。

三木田さんとはそこで知り合いました。
仲間がよってやっている麻雀に誘いました。
僕はこういって三木田さんをさそったと思います。

「買った者が場代を払います。
買ったぶんをすこしですがためておいて旅行に行きます。
沖縄、伊豆にいきました。」

三木田さんとはけっきょく旅行には行けませんでした。
麻雀のあとよく飲みにいきました。
三木田さんはこう言ってました。

「この歳になって誘いを受けうれしかった。友達ができるとは思わなかった。」

棺のなかに読み差しの文庫本と、携帯、若い時ののっぺりとした顔の写真が入ってました。
一年に満たないおつきあいでした。
後日、息子さんからお父さんのことを聞きたいと携帯が入りお会いしました。

家族は僕たちのことを聞いてはいても、「見」たことはないでしょう。

父がその頃何をしていたか、知っているのは麻雀仲間飲み仲間です。

三木田さんがぬけてから、僕たちの麻雀の集まりも消えていきました。

日記を括って、それが十一年前のことだと知りました。
たしか三木田さんの享年は今の僕の年格好だと記憶しています。
とても年寄りに見えまたが、きっと外目からはそう見えるのでしょうね。

そこに何か実体があると思うのは錯覚です。
消え去っていくのですから。
そう強く思う人にとってそれが現実であるに過ぎないと思います。

いい酒や肴より、三木田さんにもう一度会いたい。
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