さよならだけが人生だ
2012-09-22 Sat 14:08
数千、数万の別れがある。

故郷と別れ、家族と別れ、モノと別れ、別れ別れる。

別れは人生の一部なのではなく、本質である。

それらは究極の別れへの準備であるかのように、僕には思える。

昨夜「歓送」会があった。

四十九の男が職を失い、離婚し、オダサガに別れをつげた。
彼はまたいつでも会えるといったが、別れのほとんどが永久の別れにつながっている。
またなどというものにすがっているのは彼がまだ若いからだ。

別れを受け止める。

それもあれもこれも二度とはない一瞬であることを智慧としよう。 


 この杯を受けてくれ
 どうぞなみなみつがしておくれ
 花に嵐の喩えもあるぞ
 さよならだけが人生だ
           『井伏鱒二全詩集』


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(2004/07/16)
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