基礎伏図を描いていました。
基礎屋さんがまちがいなく図面を読み取り、的確に基礎が打ち上がるよう、細部に気を配ります。
アンカーボルトやホールダウンアンカーの位置をプロットするといった、単純ですが、気の抜けない作業です。
ハウジングメーカー主流の時代、基礎屋さんはきびしい競争にさらされています。
手戻り、ミスを誘わないよう、手を抜けません。
苦手ではありませんが、力仕事ですから、時間がかかります。

基礎の断面詳細図のような図面らしい図面は、一般化されています。
住宅設計において、僕らの出番はほとんどありません。
実施設計図のように、地道な図面作業が僕らの仕事です。
細部を描き込んでいけば、考えが十分つくされていない箇所は、ピンぼけの図面になります。
ごまかしはききません。
足らない知識を補充し、組立て、図面化していきます。
凡例をかき込めば、図面作業は終了です。
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