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かつのり君2
2012-07-29 Sun 17:22
「おじさんはいいですね。」
おじさん一般をさしているのだと思っていた。
どうやら僕のことらしい。

菜園は水まきした地面、植物がはき出す水蒸気でムンムンしている。

「おじさんは何をしているの。」
「僕は家の設計をしている。」
「楽しそうだな。」

作業小屋の前はゴーヤがおおっていて、日除けになっている。

ゴーヤCIMG7721

「設計ってむずかしそうだね。」
「君、ゴーヤチャンプル好きかい。」
「苦くて、嫌いだ。」
「料理はしないの。」
「おかあさんがするからね。」

「おかあさんはいらないけど、君がゴーヤチャンプルをつくるときは設計図がいるね。」
「設計図?」
「レシピといってね、料理の設計図さ。」

僕たちは黄色いプチトマトにも、もちろん苦瓜にも、かつのり君が好きなネギにも、みんな設計図があるって話をした。
種のなかに設計図が埋め込まれていて、それが苦瓜のイボイボや苦みを作り出すってこと。
野菜にも花にも設計図がある。

DNAという話にはならかったが、彼が使っているスコップにも菜園用の大きな漏斗にも設計図はある。
とうとつに家の種は僕の心だ、と思うとなぜかすごく緊張した。
僕の設計する家はかつのり君に気に入ってもらえるだろうか。


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