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日本は先進諸国のトップランナー?
2012-03-28 Wed 11:27
日本は先進国の先頭を走っている。
ブログ「白川メモー成長力の強化のためにー」でかかげた図表のとおり、長期的低成長においてトップランナーである事がしだいに明らかになってきた。
トップに追従するように、欧米先進諸国も長期的低成長へ突入したように見える。

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一昨年、岩本康志東大教授『「日本型デフレ」は防げるか 』(2010/10/4付日本経済新聞)は、米国経済が事実上デフレの瀬戸際にある事を指摘した。
“昨今の米国経済の展開は、90年代の日本の経験を早回しで見ているようだ。今回の金融危機後の米国経済は、経済が急激に落ち込んだ戦前の大恐慌は回避できたとしても、緩やかにデフレに陥っていった90年代の日本経済と同じ経路をたどるのではないかという懸念は根強い。このため、「日本型デフレ」という言葉が最近よく聞かれる。”

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日本、アメリカを追いかけるように、EU加盟国もリーマン・ショック後の欧州金融不安によってデフレ・低成長へ陥っている。
小林慶一郎一橋大学教授『「危機後は不況長期化」なぜ 』(2012/3/19付日本経済新聞)のなかで、低生産性のカギ握る過剰債務の処理に関する諸理論を紹介している。
なかでも、「企業の借り入れが過剰だと収益の大半が借り入れた銀行への借金返済に回ってしまう」デット・オーバーハング理論に注目したい。

“〈デット・オーバーハングの定義〉企業や国家が過剰債務を背負っているため、新規事業を実施するためのニューマネーを調達できなくなること。新規事業が成功しても収益の大半が既存債務の返済に充てられ、ニューマネーの貸し手に十分なリターンを保証できないため、新規の資金調達ができない。オーバーハングとはもともと一般に庇(ひさし)や崖の「張り出し」や債務などの「過剰」を意味する。”

白川日銀総裁は先きのブログで紹介したように、日本経済の成長力強化のために、次の事を提唱している。
“外需・内需の両面作戦をダイナミックに展開していくために、労働や資本を成長の可能性が高いビジネスへと円滑に移動させていくことです。”
そのとおりであるが、デット・オーバーハングによって新規事業や起業家へ資金が流れず、目詰まりを起こしているのが現状である。

資金が回らないのであるから、成長しないし、できない。

堂々巡りのようでいら立つばかりだ。
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