使ってみたい金融資産の運用ツールETF
2012-02-19 Sun 15:14
自分の頭の中を整理するためのメモ。
今日の対象はETFです。
Exchange Traded Funds=株価指数連動型上場投資信託のことです。

預貯金も金融資産の運用ツールの一つ。
一般にその金利には目を光らせても、ツールとしての使い勝手にまで、突っ込んだ検討はしないし、していません。
「預けておく」、そんな感覚でしょうか。

金融資産の運用ツールとしての預貯金と同等に、あるいはそれ以上にETFはすぐれたツールだと考えています。

たしかに預貯金ほど安直ではありません。
ETFを個人が金融資産の運用ツールとして使いこなすには学習がいります。
預貯金には学習は不要ですが、ETFには予習も復習も必須です。

習熟すれば、たいへん使い勝手がよろしい。

特徴を正確に把握して使うことが肝要で、ざっくり三つの特徴があると考えています。

1.低コスト
2.インデックス
3.分散投資(国内・国外、株式・債券・商品)

第一の特徴は維持するためのコストが安い点です。
預貯金にはかないませんが、銀行屋に投資を預けていて懐手をしているのですから、コスト以上にピンハネされているのが実態です。
古い資料ですが、ラス・ケステリッチ 『ETF投資戦略 最強のリスク&リターン・バランスを実現する』(日経BP社、2009年5月)によれば、「ETFの平均経費率は0.41%」(P.108)です。

たとえば、新興国に投資するETFのいくつかをとりあげてみます。

MSCIエマージングマーケット・インデックスファンド(EEM)
バンガードMSCI エマージングマーケットETF(VWO)
リクソーETF アジア・パシフィック除く日本(02815)

それぞれ信託報酬は年率0.69%、0.22%、0.65%です。
維持費が低コストです。
長期保有に適した金融資産ツールということができます。


もっとも3月7日で02815は香港マーケットにおいて上場廃止がきまっていますから、こうした問題もはらんでいます。

第二の特徴はインデックスであるという点です。
インデックスとは、市場平均の事です。
すべての投資家の売買の総和が市場平均です。

平均なら儲からないじゃないか。
みんなと同じじゃ儲からない。
抜きん出なければ、出し抜かなければ儲からないというのは錯覚です。

日本が高度成長期の時代においては、すべてといっていいほど大部分の国民が「儲かって」いました。
経済成長の恩恵を受けていました。
市場平均を稼げは充分豊かになれたのです。

それは経済が成長していたからです。
成長しなくなった日本に投資しても、市場平均そのものがゼロにはり付いていますから、稼げません。
以下のブログのとおりです。

白川メモー成長力の強化のためにー
水野和夫『終わりなき危機』ノート1
人類史に加わった原発震災、プラスまだ先の国家破綻

ですから、経済成長が著しい国のETFがターゲットになります。
経済成長の配当にあずかろうというのが基本戦略です。


第三にETFは分散という点でもすぐれています。
特定の銘柄に左右されない銘柄分散、
国内・国外・国別・新興国・先進国といったマーケット分散、
株式・債券・商品の資産分散です。


FXや日経225のように日々の相場の動きに一喜一憂する、デイ・トレーディングのような息の抜けないスタイルとちがう余裕を持った運用ができます。
だからといって、リーマンショックのような局面では、損切りなど現金への緊急避難が必要ですから、トレーディングの側面を無視することはできません。

トレーディングの側面の研究には以下の著書が役に立ちます。
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