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水野和夫『終わりなき危機』ノート5
2011-09-28 Wed 15:55
第4章 「技術進歩教」神話の崩壊とヨーロッパ史の終わり―「膨張」のヨーロッパ史と「定常」の日本史

□日本のデフレは交易条件の悪化が根本原因

・日本の潜在成長力が0.3%程度であるとことから、WTI原油先物価格が10%上昇すると実質所得(GDI)はゼロないしマイナス成長になる。
・2002年を境に、バブル崩壊による需給悪化を原因とするデフレから、交易条件の悪化を原因とするデフレに変容している。

□21世紀のグローバリゼーションは新興国の近代化(先進国水準)には結びつかないだろう

・世界総人口のうち豊かな生活を享受している人口の上限は15%で、15%対85%(20対80?)という「覇権の原理」は古代社会から近代社会まで貫徹している。
・世界総人口の85%がグローバル化を目指しても、新興国の近代化は環境問題と資源の制約によって阻まれるだろう。
・すでに近代化した先進国の内部においては、中間層の没落とともに、日本の派遣社員、米国の無保険者、イタリアの「1000ユーロ」若年世代にみられるごとく、その内部に南北問題すなわち貧困を抱え込む。

□技術進歩教の布教は終わった

・成長がすべてを解決した近代の終わりは、先進国によるエネルギーの独占体制が崩れた今日、3.11の原発事故によって息の根を止められたのである。
・原発事故は、近代のもっとも中核的な概念である科学技術万能主義神話(科学=進歩=技術)を壊滅に追い込んだのである。
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