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菅前首相、寺田学元首相補佐官の原発事故証言から
2011-09-09 Fri 09:50
9月6日付け朝日新聞に「管前首相に聞く」がのりました。
単独インタビューです。
原発事故の初動をめぐって緊迫した官邸の状況が語られています。

3月14日午前11時1分、福島第一原子力発電所3号機で水素爆発。
水素爆発をうけ、3月15日の早朝の官邸。
管前首相はその時の模様を次のように述べています。

“経産大臣から午前3時ごろ、東電が(現場から)撤退するという話があった。撤退されたらどうなるか。
(中略)
東電の清水正孝社長を呼んだ。撤退しないのかするのか、はっきりしない。これでは危ない、グリップしないとだめだと思った。”
“シミュレーションとしてあらゆる可能性は調べさせた。(現場から)100、200,300キロと、300キロなら関東全部。3千万人が避難するなんて、日本という国が成り立たなくなる。

当時の状況について、菅前首相の側近寺田学元首相補佐官が夕刊フジ(9月8日)で次のように語っています。
“最悪の事態で、どの程度の被害が出るかも考えた。この間、結構大変なことをやった。どれほど深刻な事態になっているか。そこにいた人間しか分からないよ。”

さて、澤 昭裕(さわあきひろ、21世紀政策研究所主幹)は池田信夫他『3.11以降日本経済はこうなる』のなかで、原子力が信頼をとり戻すための二つの条件をあげています。


3・11後 日本経済はこうなる! (朝日新書)3・11後 日本経済はこうなる! (朝日新書)
(2011/06/13)
池田信夫、小黒一正 他

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“一つは、まだ被害が収まっていないのでなんとも言えませんけれども、「最終的に被害がどこでとどまるのか。それが、社会的な受容限度内に収まるかどうかという」問題です。(中略)
もうひとつの条件は、「技術には必ずリスクがありますが、それが顕在化したときにでも、事態が収拾するまでのブロセスが制御されているか」ということです。”(P.96)

現在は淡々と福島第1原発事故の収束に向けた工程表がすすみ、第2ステップの目標である原子炉の温度を100℃以下に維持する「冷温停止状態」の実現がはかられています。
実現性に対する疑問もありますが、それ以前に「東電が(現場から)撤退」しようとした事実があったというのは衝撃です。
当事者が現場から撤退するのですから、正真正銘のアンコントロールの瀬戸際にあったわけです。

すべての当事者から事情聴取して、アンコントロールの瀬戸際にあった原発事故の全ぼうを隠さず明らかにしてほしいと願います。
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この記事のコメント
制御不能
原発が制御不能になりかけていたという事実はかなり衝撃的ですね。
2011-09-20 Tue 02:57 | URL | peace68 #lG7cKABk[ 内容変更]
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