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密閉された国から人間を解放することの意義を問う 2
2010-05-27 Thu 05:15
北

沸騰した釜のフタを強制的に閉じていれば、いつかは爆発するだろうと、想像します。
しかし、いつまでたっても釜はこわれません。
かたく密閉された釜の底から、悲鳴のような咆哮が聞こえるばかりです。

それでも水蒸気がわずかなすき間を探し、密閉されたふたの裂け目から、一筋吹き出す。

脱北です。

飢えた人民が豆満河を越えてくるのです。

「体制」が何であるか、抽象的に論じるのはむなしい。
強制収容所の存在がそれを実証します。
この映画が描く強制収容所のシーンが物理的「体制」を体感させる。

邪悪でもない、極悪とも違う。

同心円的に存在する密閉のシステムにあって、強制収容所よりは自由な空間が幾重にも密閉層として、組織されている。

金正日体制、というシステムのおぞましさです。


この映画には救いはありません。
ハーピーエンドという救いは拒否されてあります。
それでも多くの人にこの映画を見てほしい。

監督 キム・テギュン
脚本 イ・ユジン
出演者
 キム・ヨンス役:チャ・インピョ
 キム・ジュニ役:シン・ミョンチョル
 キム・ヨンハ役:ソ・ヨンファ
音楽 キム・テソン
撮影 ジョン・ハンチョル
編集 コ・インピョル
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この記事のコメント
>しかし、いつまでたっても釜はこわれません。
 
 不思議ですよ。
 金正日に支持はない。餓死者も出ている。国家はもたない。筈が、倒れない。おまけに、ワールドカップに北朝鮮が出てくる。
 しかし、そのうち、一瞬にして、倒れる。
 倒れると思いながら、10年以上経っている。
2010-05-27 Thu 23:17 | URL | きとら #z8Ev11P6[ 内容変更]
日本帝国が瓦解したのは、二発の原爆とソ連参戦だったと総括されています。
これと比較すると、まだまだなのかな、と絶望的に思えてきます。東アジアにおける政治体制の移行は、国民が辛酸をなめないと実現しないのか、暗たんたる気分になります。
2010-05-28 Fri 03:07 | URL | ミホジロー #aQXK3sK6[ 内容変更]
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