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格納容器「水棺」には漏れ、割れれば破局的な危険
2011-04-28 Thu 12:33
原子力発電所事故の収束に向けた道筋、いわゆる工程表の軸となっているのが対策9、
すなわち「燃料域上部まで格納容器を水で満たす」方式です。
原子炉格納容器を水棺に見立てることから、水棺方式とよばれています。

格納容器のなか、
マショーリカのように入れ子になって圧力容器が収納されてあります。
これを格納容器に水を満たすことで水没させ冷却しようというわけです。

吉岡律夫さんが失敗学会内部メールリスト資料を公開しています。
参照したメールリストは下段のとおりです。

要約すると、以下のとおりです。(要約の文責は本ブログの管理者にあります)
1 号機・2 号機については、格納容器閉じ込め機能が喪失し、高濃度放射能水が漏洩している可能性が高い。〈Bメール〉〈ブログ管理者補足=じゃじゃ漏れなので注水すればするほど汚染が拡散する〉
ステンレスで内張りされた圧力容器は熱伝導が悪く、温度差が些少などいくつかの理由から、冷却効果はほとんどど期待できない。〈Cメール〉
むしろ、格納容器を満水にすることよって、格納容器が今後の余震で破損する危険性が高まる。〈Aメール〉〈Cメール〉

結論はこうです。
「万一、圧力容器底部から溶融物が流出した際には、破局的な危険が起こることも考えられ、自殺行為になりかねません。」

風呂桶から湯がもれていますが、ぜひにも風呂に入りたい。
湯をどんどん入れて満水にしましょう。
床下がどうなっているか、ひどい状況でしょうが、今は考えない・・・。

さて、それでもまさか風呂桶が倒壊することなど考えもしません。

ピンと気ませんが、
格納容器の全高が三十数m、円筒部の直径が十mほどで、
容積(圧力抑制室を除く)が約1,750~2,980立方メートルなので、これを満たせば約2,000トン余の水です。
水素爆発などで毀損し、亀裂がはいった水棺が、余震でゆすられれば、素人にも破裂が想像できてしまいます。

10%ではない、100%の放射性物質が露出し、放出される。

何が恐いって、それが恐い。

[吉岡律夫さんのメールリスト]
“新たな脅威”〈Aメール〉
“各号機の判断の変更”〈Bメール〉
“「水棺」方式の中止を!”〈Cメール〉
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この記事のコメント
水棺への不安
おはようございます。
水棺のリスクを考えると石棺の方が確実なのではと思います。
また、大きな地震がこないとは限らないし亀裂があったら元も子もないからです。
チェルノブイリの事故処理を経験したロシアの人たちやアメリカ、フランスなどの専門家と相談しながら、地形や地盤、断層などを考慮して協力して対応してほしいと願ってます。
2011-04-29 Fri 09:20 | URL | アビ #-[ 内容変更]
アビさん、
「官邸に英知を結集」したつもりが、そうなっていません。
利害関係のからんだ数だけ、「英知」があるのは、政治の場では当たり前のことです。
政治は、利害関係の調整が第一機能ですが、それすらも分かっていない。
権力者が学者有識者専門家を集めても、利害関係が解消するわけではありません。むしろ専門用語を使って利害を通すわけです。
僕はそう言う困難さを感じています。
2011-04-30 Sat 13:25 | URL | 三保小次郎 #aQXK3sK6[ 内容変更]
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