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何もない春ー子供たちの未来を奪う原子力安全委員会の軽さー
2011-04-16 Sat 04:22
415

友人と新百合で昼食をとった。
30分ほどしか時間がなかったが、
食後、新百合ケ丘から柿生へ向け散歩した。

麻生川(あさおがわ)の桜並木を歩いた。

花散しが吹抜けた。
散っていく。
銀色にはためき散っていく。

「春はなかったね。」
後年僕らは今年の春を思い起こすことができないかもしれないが、
いっせいに身を投げだしたかのように舞う銀波を忘れることはないだろう・・・

4.15

散り際にせよ桜の舞いにであえたのだから、良しとしなければいけないが、悪いイメージしか浮かばなかった。

たしかに東日本震災直後は中心があった。
みんなの視線が中心に向いていた。
意識の底で中心を探し求め、見つめようとする強い衝動が働いていた。

中心が中央にすり替わろうとしている。
中心にかわって中央が再び君臨しようとしている。
ベクトルが逆転しはじめた。

毎日は次のように伝えている。
“福島第1原発事故の影響で、福島県内の一部の小中学校などで大気中の放射線量の値が高くなっている問題で、内閣府原子力安全委員会は13日、年間の累積被ばく放射線量について「子どもは10ミリシーベルト程度に抑えるのが望ましい」との見解を示した。同委員会は、10ミリシーベルトを目安とするよう文科省に伝えたという。


あっさり「1年間に1ミリシーベルト」は変更された。

変更したのは原子力安全委員会だ。
原発にお墨付きを与えたのも原子力安全委員会だ。
彼らが第一責任者だ。

“以下の事項について企画し、審議し、及び決定する。
1.原子力利用に関する政策のうち、安全の確保のための規制に関する政策に関すること
2.核燃料物質及び原子炉に関する規制のうち、安全の確保のための規制に関すること
3.原子力利用に伴う障害防止の基本に関すること
4.放射性降下物による障害の防止に関する対策の基本に関すること
5.第一号から第三号までに掲げるもののほか、原子力利用に関する重要事項のうち、安全の確保のための規制に係るものに関すること。(以下省略)”

今年の春は忘れても、委員5名の名前と顔はけっして忘れない。
委員長 班目春樹
委員長代理 久木田豊
委員 久住静代、小山田修、代谷誠治
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この記事のコメント
桜は咲いても
一昨日、散歩の帰りに桜を見てきました。
いつもは、桜の名所で露天など今頃は並び賑わうのですが、今年の桜は静かにひっそりと花見客に話しかけるようにそっと咲いてるようでした。

福島にも桜の名所は、ありますが、場所によっては、暫くの間は許可なく入れないでしょう。
ふるさとを失うということは、こういうことなのかもしれません。
雑誌に南相馬市の桜の名所が載ってましたが、南相馬市の桜は、もう見たくても見られないのです。
この桜や飯舘村の桜が思わず、チェルノブイリの開園される筈だった遊園地の観覧車と重なり辛い気持ちです。
2011-04-17 Sun 14:47 | URL | アビ #/PBfzOKg[ 内容変更]
神奈川の地から福島へ
アビさん、
ふる里を去る、それも理不尽な原因でもどることができない。想像を絶します。
気持ちがふさがれます。
福島の方が多くこのブログを見ていただいてることを承知しています。
私は神奈川に在住していますが、すこしでもお役に立てればと思っています。
2011-04-17 Sun 16:28 | URL | 三保小次郎 #aQXK3sK6[ 内容変更]
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