「風向きが南のときは外出を控えよう」首都圏A君の実践?
2011-04-07 Thu 15:36
今日の生活があります。
原発事故の雲がたれこめていても、陰うつにすごしてばかりはいられません。
肝心な情報をざっくりとつかみとることで、時間を有効に配分しないといけません。

たとえば各国に急かれて渋々発表されるようになったデータに、SPEEDI(スピーディ、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)の被ばく線量予測があります。
隠ぺいの経緯は以下をクリックすると動画で見ることができます。
「国 放射性物質の予測公表せず」

さてそれにしてもこのデータは短期的には役に立たないと考えています。
むしろ日々のデータを重ね合わせることによって、長期の累積を見るのに有効な基礎資料となるでしょう。
どういうことか記します。

さて、明日は南風が強まって放射線物質が関東に流れこんで来る、と予測されたとしましょう。

そこでA君は考えます。

僕らがやれることはせいぜい屋内退避して、外出をしないことです。
で、屋内退避している方が、屋外は放射線が直接だから、ずいぶましだろうと思っています。
きっと被曝を避けるのに顕著な違いがあると考えます。

たぶん紫外線であれば妥当だと言えると思います。

僕の専門になりますが、換気回数というのがあります。
これは住宅全体の換気量をその住宅の容積で割った値です。
例えば、100平米の住まいで、高さが平均3メートルだとすると、3×100で300立方メートルの体積があります。

300立方メートルの体積がそっくり外気と入れ替わると、換気回数1となります。

在来の住宅ですと換気扇を使わなくても、
普通の外気条件では自然に換気されていて、1時間に2~3回程度は空気が入れ替わります。
そう、外にいるのとほとんど変わらないのです。

放射性物質は空気のなかにただよっています。
目に見えないほどの小さな粒です。
つまり、屋内退避してもさほど安全とは言えません。


ですから、こうしたデータや情報とにらめっこしていても、たいして役に立ちません。
けれど、毎日のデータを重ね合わせていくことは重要です。
放射線物質による汚染の蓄積程度が明確になっていくからです。

より危険な地域が浮かび上がってきます。
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