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『生きものの記録』
2010-11-10 Wed 14:50
20101110

『白痴』『どん底』につづいて、黒澤明作品『生きものの記録』を観た。

当時35歳の三船敏郎が70歳の老人を演じたことが話題となったそうだ。
前年彼は『七人の侍』で菊千代(きくちよ)を演じていた。
長大な刀をふりまわし、山犬のように猛々しい男だ。黒澤明は菊千代は三船の地の性格に一番近かったと語ったそうだ。

老人の狂気を描く。

中島喜一は原水爆弾がもたらす被害妾想に取りつかれている。
地球上で安全な土地はもはや南米しかないと信じ、全財産をなげうち近親者全員のブラジル移住を計画する。
父親の暴挙を阻止しようと子供たちは、財産の管理・処分を禁じる準禁治産者の宣告を裁判所に訴える。

関節の稼動域をせばめ、老人のぎこちない所作を身にまとっていたが、ふと三船自身の強靭な肉体を実感してしまう。

若い頃には感じる事のなかった違和感だった。
それは僕自身が物差しになった感覚である。
老いが隠せないように若さも隠しとおせない。

日中うっすらと疲労感がのこっていた。

連日の不摂生がたたっている。
そのせいかもしれないが、
エンターテイメントに欠けた作品は疲れをいっそう引き伸すように単調だった。

黒沢作品の中では群を抜いた、記録的な不入りだったようだ。
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