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日本の富がチャラになった日ー移動平均線研究13(若き人へ)ー
2010-11-02 Tue 06:33
移動平均線はトレンドを見きわめるツールです。
過去から現在までのトレンドを確認することにすぐれた性能をはっきします。
ですが、未来のトレンドを探っても、それは推測にすぎません。

今現在がどうなっているのかを確認できても、未来は何も確定していないのですから、推測以上の事はムリというものです。
それは過去と現在を結んだ、糸のようなものです。
糸を未来へとのばしても、それは不確定性とかランダム性の問題ですから、あわてず今後じっくり扱っていきます。

マーケット(株・債権・為替・商品)は、上下動をくりかえし、ジクザグに動いていきます。
山と谷を持つ連続的な波です。
これに「定規」を当ててみます。

定規でひく事ができるのは直線です。
その直線は上昇(上向き)か、下降(下向き)か、あるいは横ばいか示します。
そうやって引いた直線をトレンド・ラインといい、それが指し示す方向の事をトレンドとよんでいます。

トレンド・ラインは短期・中期・長期とさまざまですが、長期で見るほど信頼性が増します。
5分足よりは60分足が、それより日足が、週足、月足、年足の方が信頼性がたかい。
トレンド・ラインが長ければ長いほど、有効性が増します。

さて、移動平均線は定義からその期間の売買価格の平均値をグラフにプロットしたものです。
つまり、その期間に売買した人がいくらで取引したか、いわば彼らが掛けたコストの近似値が示されてあります。
相場が平均値(移動平均線)より上であれば儲かっているし、下にあれば損しているわけです。

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*クリックで拡大します

そして、時に移動平均線はトレンド以上のものの発見をもたらします。

図のとおり1992年3月、日経平均株価は終値で10年移動平均線を割り込みます。
さらに、次々と重要な長期移動平均線を割り込んでいきます。
2002年9月4日、決定的な事が起こっています。

50年移動平均線を割り込りこんだ。

くり返しになりますが、移動平均線は「その期間の売買価格の平均値」です。
1952年(昭和27年)9月5日から2002年9月4日までの50年間、日本株に掛けた平均コストを下回ったのですから、戦後奇跡の復活といわれた日本の高度成長の成果をすべて失ったに等しいわけです。
20世紀で営々と築いた富がチャラになった日です。
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