2020-08-24 Mon 21:44
大言壮語に酔いしれていたいなら、第二次安倍政権8年間の決算書(総括)は要らない。
安倍退陣が迫っているから、国民自らが総括する必要がある。 安倍政権だけを槍玉にあげても何も生まない。 この日本国の莫大な「債務超過」は国民一人一人が背負っていくしかない。 1.「戦後外交の総決算」 拉致問題は横田早紀江さんの悲痛な叫び「何年たってもめぐみを必ず取り戻すため頑張っていきたい」を残し霧消するか。 北方領土は、戦争(血)であがなった領土を手放さない、ロシア・ナショナリズムの前に風前の灯である。 2.アベノミクス[三本の矢] 国の借金残高がいよいよ1100兆円を超す。 異次元緩和以下一連の中央銀行政策によって、日本銀行は上場企業における筆頭株主資本主義の地位を日々固めている。 しかし富裕層からは一滴もトリクルダウンの蜜は流れなかった。 3.「地方創生」「一億総活躍」「全世代型社会保障」 「三本の矢」に始まるスローガン(大言壮語)はどこへ消えてしまったか、もう誰にも見えない。 地方創生をうたったふるさと納税は、GoToキャンペーンと同様に高額納税者(富裕層)に最大の恩恵をもたらし、もたらそうとしている。 世界危機の中、いまだにオリンピック開催の旗を下ろせないのは、「決められない政治」批判で誕生した安倍政権の皮肉だろうか。 新型コロナ感染症は政治と行政の無能力をあからさまにした。 しかしこれが日本国の実力だ。 日本国の総括[バランスシート]から、この国を立て直すしかない。 パンデミックは安倍政権の崩壊とともに、カオスの時代を呼び込む。
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