移動平均線研究1ー若き人へー
2010-09-26 Sun 13:17
幾何の問題を解いた時です。
一本の補助線を図形につけ加える。
すると、今までお先真っ暗であった解法が透けて見えてくる、そんな瞬間(体験)があります。

移動平均線は、幾何学における補助線と同じ役割を果たします。
変動する相場に補助線を引くことで、相場が何事か語り始める。
そんな瞬間です。

移動平均線はどうやってつくるのか。
そこから考えてみる。
これがテクニカル指標の基本の基本である移動平均線を正確に理解するための一番の近道です。

もう一つ奥の手があります。
移動平均線を他人に理解させることです。教えることです。
多少おこがましいのですが、今回の試みはブロガー特典ということになりそうです。

ですからこれは自身のためのメモでもあります。

株、FX、商品、先物・・・およそ価格変動するものであれば、移動平均線が相場を知るための基本中の基本ツールとなります。

ディラーになったら真っ先に読まされるのが、ジョン・ジェイ・マーフィー『先物市場のテクニカル分析』だそうです。
そこに、テクニカル分析の定義が書かれています。
“テクニカル分析とは、主としてチャートにより市場の動きを研究するもので、その目的は、将来の価格の方向性を予測することにある。”

テクニカル指標で将来の予測などできない。
そう考えています。
教科書とはまったく違う立場から、テクニカル指標の王様である移動平均線を考えていきます。

移動平均線に限らず、すべてのテクニカル指標が遅効性の宿命を持っています。
過去のデータに基づいて、つくられているからです。
それがどんなにすぐれた指標であろうと、過去の要素から未来を紡ぐことはできません。


未来の要素は一つも含まれていないのに、未来が予測できるはずがありません。

何でこんな簡単な理屈が理解されないのか。
未来は何一つ確定していない。
なら移動平均線はどう役に立つのか。

本当の使いかたを一緒に学んでいきましょう。



先物市場のテクニカル分析 (ニューファイナンシャルシリーズ)先物市場のテクニカル分析 (ニューファイナンシャルシリーズ)
(1990/05)
ジョン J.マーフィー

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