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厚労省「発症9日以内の人に唾液PCR検査」で再び目詰まり
2020-06-02 Tue 16:27
 厚生労働省は今日から、新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査の検体に「唾液」を使用することを全国の自治体に通知した。
 問題は余分な一行が付いていることだ。

「発症から9日以内の人に対しては唾液を使った検査を可能とし、公的医療保険の適用対象にすること」

 新型コロナウイルス感染者は、発症者と無症状者がある。
 1.発熱や咳、肺炎などの症状がある人(有症状感染者)
 2.全く症状の出ない人(不顕性感染者)

 これでは発症してない者に「唾液」は使えない。
 従来どおり、粘液を鼻腔や口腔奥から綿棒で採る、感染リスクの高い方法を繰り返すことになる。
 これによって検査数も限られてくるが、何より症状はないが感染力はある不顕性感染者の検査体制、発見・隔離が遅れることだ。

 bloombergによると、
「唾液を用いたPCR検査については、厚労省が、自衛隊中央病院に入院した新型コロナ患者の凍結唾液検体を使い、分析を進めていた。その結果、症状発症から9日以内の症例で、従来の鼻や喉をぬぐう方法による検査結果と「良好な一致率が認められた」という。」

 つまり、初めから不顕性感染者は除外しているのである。
 無症状者だから誰彼を捕まえて検証する方法もないのだから、厳密に「発症から9日以内の人に対して」と限定したのが見て取れる。
 結論だけで見れば、有症状感染者は「唾液」からウイルスが検出されるが、不顕性感染者は検出されないという論理である。
 
 実証されたことは採用するが、実証できてないことは責任を問われるから除外したのである。

 しかし、ここから目詰まりが始まる。
 いつものパターンが繰り返されることになる。

 どこかの小学校B学級に新型コロナウイルス感染者が出たとする。
 B学級あるいは全校学童及び関係者のPCR検査が実施される。
 ところがその検査法に「唾液」は適用されない。

 どこかの病院、老齢者施設でも同じことが繰り返される。

 この連中(官僚)が小役人根性で、目詰まりを生みだしている。
 これを正すことにまたまた数ヶ月を要すことだろう。
 彼らには想像力のカケラもない。

 国民の命より、自分の保身があるばかりだ。 

 矜持を失ったこの国の官僚の劣化は目を覆うばかりだ。
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