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マグマはたまる国債残高1103兆円、不都合な真実その3
2019-12-04 Wed 10:47
 図表スクラップァー(こんな名称があるかどうかはわかりません)として、追いかけている図表の一つが日銀の国債保有額です。

 ごく当たり前の知識、データとなってしまったようです。
 そのためか、どこかの新聞が取り上げても、年々記事と図表は縮んで、時に見落としてしまいそうです。

 国債残高が1103兆円だそうです。
 額が大きすぎて実感がないので、「だそうです」と内閣府役人答弁のように心もたない。
 で、その内日本銀行は483.7兆円(2019年6月27日更新)を市場から資産として購入し、ため込んでいる。

 そのおかげで国家財政がどうやら回していけている(そうです)。

 浅学なので、国債はいわば国の借用書という理解をしています。
 名目GDPがざっくり500兆円ですから、それと同額、腹一杯にため込んだ借用書をいつか吐きださないとならない。
 そんな風に受け止めています。

 この借用書を日銀がいつか売りに出さないといけない。
 誰かが買ってくれないと借金の肩代わりは進みません。
 で、とりあえず日本銀行が肩代わりしていけるなら何の問題もないのです。

 落語のオチのようですが、とりあえずをずーと伸ばすと永遠ですから。

 おれなどは臆病者なので、さっそく河村小百合『中央銀行は持ちこたえられるか』に当たりました。

 また、それに紹介されていた大蔵省財政史室編集の『昭和財政史 終戦から講和まで』シリーズの以下を読み込んでみました。
 『昭和財政史 終戦-講和 11 政府債務』
 『昭和財政史 終戦-講和 12 金融(1)』

 預金封鎖および新円切り替えを先行しておいて、動産、不動産、現預金などを対象に、財産税(税率25〜90%)をかけたのです。
 これを主とした原資によって内国債の償還が行われ、国債の債務不履行が回避されます。
 また他方国民に対して負っている戦時保証債務と同額の「戦時補償特別税」を課税し、チャラにします。
 
 借金は借金、強制力を使ってきっちり精算する。
 これが国家と国家を支える公務員の「矜持」であったでしょう。

 公文書を改ざんし、シュレッダーにかける役人は自分たちが廃棄したゴミと一緒の存在です。
 歴史検証のなかで罪過は暴かれ、贖わなければなりません。
 
 いつか国家が牙を向くというのがおれの国家に対する「信頼」です。

 が、それがいつかは分かりません。
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