未来をつくるのは偶然、それとも・・・
2010-09-05 Sun 16:30
62の僕には未来はないのか。
そんな事はないと僕は考えている。
しかし、何にしても可能性はずいぶん低いだろう。

未来がある、という言い方がある。
「彼には未来がある。」
そういえるのは若さゆえだ。

友人に十七歳の息子がいる。
バンドをやっているそうだ。
高二。進学するそうだが、何をやりたいかまだはっきりしないようだ。

学部はどこで、将来どんな仕事に就きたいか。
そう問いつめるまでもなく、漠然としている。
僕も彼と同年齢の頃(はるか50年近い昔だ)、同じように何も決めていなかった。

未来

早熟の友がいた。
父親がN鋼管に勤めていた。
小五のとき彼が描いた絵をみてショックを受けた。

教室のストーブにくべる薪の束の断面を描いていた。
小学生が思いつく構図ではなかった。
絵画を習っているから描けたのだろう。

彼が何をめざしていたか僕は知らない。
彼の家ではじめて紅茶とサンドウィッチを食べたことや、トランプで家族団らんした記憶が残っている。
昭和33年頃の話だ。

彼は有名中学へ進学したときいている。
その後の彼がどうなったか知る由もないのだが、彼の未来を貧弱なものには想像できなかった。

「未来は偶然からつくられている。」
そう、そういうと責任が軽くなるような気がする。
が、それは少し違う。

大部分は自分が選択したことから出来上がっている。
62の僕にはそれがようやく分かってきた。
自分があらかじめ決めたことが未来をつくっていく。


準備しなかったこと、決めなかったこと、行動しなかったこと・・・これらは未来のなかには何一つ現れては来ない。

自分の事はもう手の施しようがないと思いながら、友人の十七歳の息子にもしアドバイスするとしたらと空想した。
ブログ「成長分野で生かせるスキルをじっくり身につけていくこと」にも少し書いてみたが、今成長分野の仕事には何があって、どんな勉強をすればよいのか。
そんな事でも伝えられたら多少の役に立つだろう。

そして何より「早熟」でないと、50メール後ろから100メートル競走のスタートを切るのだということを伝えたいものだ。
いや、そんな事を話しても、ぽかんとしていることだろう。
職業のことが書かれたいい本がないか、見つけたらプレゼントしようと思っている。

聞くのはおっくうでも、本なら気の向いた時いつでもよい手引きになってくれるだろう。
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