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デジタル革命の反革命性、極限のCentralizationへ
2019-09-10 Tue 10:31
 デジタル革命の帰結は、極限のCentralizationをもたらそうとしている。
 国家は張り巡らした顔認証システムで国民を一元監視する。
 「人格」「信用」「マネー」情報は一部の企業、FANGが掌握していく。
  
 1,999年末、修士論文の締め切りが迫っていた。
 ぼくの結論は真逆であった。
 それはインターネットの開拓期にあふれていた牧歌的で、楽天的な誤認であった。

 インターネットに象徴される一連のデジテル革命をCentralization→Decentralizationへの移行として捉えていたのである。

デジタル革命の帰結は極限のCentralization

「今日、デジタル革命と総称されている事象が社会に何をもたらすのか。社会をどういう方向性へ変えていくのか。我々はDecentralizationというキーワードが照射する根本的視点に基づき、これを考察する。つまり、この修論の基本テーマは「CからDへ」にそって展開されるものである。Centralization→Decentralizationである。
 Decentralizationは分散化と訳されているが、その原義は“transfer (powers etc)from a central to a local authority”(THE OXFORD MODERN ENGLISH DICTIONARY)である。
 キーワードのDecentralization、これは次の三つの観点から整理することができる。
 ①権力から見ればそれは分権化である。
 ②空間から見ればそれは多中心化である。
 ③コミュニケーションから見ればそれは自律分散化である。
 これら三つの事象は別々に現象しているように見えるが、一つの事象の三つの側面である。別図「Decentralizationの構図」を見て欲しい。我々の修論の守備範囲は多中心化の視点から、Decentralizationの様相を考察していくことであるが、一体のものの三つの側面という理論構図を踏まえている。連動する事象については、それぞれの分野、学際的研究が踏み込んだ成果を上げていくことであろう。」
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