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投資に国が口を出すのがそもそもの間違い
2019-06-24 Mon 10:10
「年金で足らない分は投資で稼ぎましょうよ。」
 もっともな話だ。
 帳尻が合わないのだから、どうにかしないといけない。
 
 それを投資と呼ぼうが、資産形成と構えようが、相手は相場であることに変わりはない。

 言葉が変われば違ったことをやっていると勘違いしそうだが、本質は同じだ。
 
 相場に入ったら誰もが俗にいう「相場師」だ。
 相場師について辞書を引いてみよう。

 “取引所で取引される有価証券、商品の相場の変動を予期し、その買値と売り値、また、売値と買値の価格差によって生ずる差金の利益の取得を業とする人(『精選版 日本国語大辞典』)”
 
 国債を買おうが、日本株を扱おうが、有価証券を売買しようが、マンションを手に入れようが、「相場の変動によって生じる利益の取得」が目的なのだから、相場を張っていることに違いはない。
 自分は「相場師」ではないと一段高みに置きたいだろうが、やっていることも性根も変わりやしない。
 
 で、お国が受け取り拒否した報告書「高齢社会における資産形成・管理」が勧めているのはせいぜい「投資信託」だ。
 しかし、投資信託にしても「相場の変動によって生じる利益の取得」が目的で、リスクで深い傷を負うこともある。
「投資信託は初心者向け」って訳の分からない営業トーク。

 相場地獄に落ちて初めて悪魔の囁きと気がつく。
 
 アベノミクスの第三の矢を覚えているだろうか。
「民間投資を喚起する成長戦略」
 “規制緩和等によって民間企業や個人が真の実力を発揮できる社会へ”

 だけど、泳いだことのない人が海に飛び込んだらどうなるか。
 
 遠浅だと思ったら、真下が深海に変化するのが相場だ。
 
 投資に国が口を出すのがそもそもの間違いである。
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