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忖度は官僚の器量、それとも堕落?
2017-04-18 Tue 09:59
 受験のため仕立てたにわかか英語力だから、ニュースペーパーのリードをあらかたつかむのがせいぜいだ。
 詳細やニュアンスとなるとまったく当てにならない。
 それでも訳本に記された原語を手がかりに考えをめぐらすことは有効な読み方だと思っている。

 マーヴィン・ミンスキー『心の社会』〈安西祐一郎訳、産業図書1990/7)は、人工知能の構想を手がかりに思考の本質に迫るチャーミングな著書だ。
 
 章、節などのリード部分にさりげなくウェブスター大辞典の定義がいくつか記されている。
 本格的な辞典は図書館で引くのが精々で、ウェブスター大辞典は手にとったこともない。
 いつかは『日本語大辞典』を用意したいと思うが、もっぱら電子辞書に付加した『精選版 日本語大辞典』を利用している。

 考えることをそこそこに、手軽にすまそうとするのである。

 こんな引用があった。

“官僚制[名詞] 役人たちが柔軟性のない形式的手順で管理する諸部門により政府を管轄する統治形態。”

 そこで、一つはMERRIAM-WEBSTER DICTIONARYを引いてみた。
“government characterized by specialization of functions, adherence to fixed rules, and a hierarchy of authority
「機能の専門化、固定された規則への順守、 権限の階層によって特徴付けられる政府」”
とある。

 日本語辞書にも当たったが、筆者には前者が出色に思える。

 筆者が関心したのは「柔軟性のない形式的手順で管理する」という箇所だ。
 ウェブスター大辞典(何版かも分からない)で確かめていないから推測になるが、
 “inflexible”、“formal”といった単語が使われているのだろう。

 “formal”だが「形式」と受け止めてしまうと、ニュアンスが薄まる。
 式典とか儀式をイメージしたい。
 「右足を踏み出したまさにその時左腕をふりださないとならない」といったように、ガチガチに厳格であることが要求されている。


 そんなイメージだ。

 “inflexible”がそれを補強する。

 なぜこんな面倒なことを考えるにいたったか。

 あっという間に下火になったが、森本学園疑獄事件が巻き起こした「忖度(そんたく)」にあった。

 この問題を考える視点が定まらなかった。

 「忖度」を計測する基準がないからだ。

 役人の答弁はおもしろくなくていい。
 事実、データ、資料を開示すればいい。
 忖度できない、“inflexible”で“formal”であることが官僚の矜持だろう。

 2014年(平成26年)5月30日に設置された、審議官級以上の幹部職600人の人事を決める内閣人事局の問題はここでは省略する。
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