絵をしつらえる
2016-02-26 Fri 18:14
有福な邸宅の玄関ホールや大きなリビングを想像し、見せびらかしのようで、いい趣味とは思えなかった。

近ごろ玄関回り、階段室、リビングのあいた壁に絵を掛けるようになった。

ながいあいだゴッホやモネのポスターをアルミの額に入れ飾っていたが、少しずつ買いためた絵画を空白に埋めるようになった。

値のはるのは一点もないが、自分の出せる範囲でえらんだ油彩画である。

飲み屋から帰宅し暗がりの階段室を灯すと、絵画が浮かび上がる。
ポスターとは違い、才能は判定できないが、そうやって付き合っていくと個性が眼につくようになる。
なんだかなじんできて、そこにあることのうれしさを感じるようになった。

時々入れかえてみる。
その時は思ったほどには気に入らないなと感じながらも、それでも何週間か、何ヶ月かみている。
そうやって付き合っているといい所が眼についてくる。

こうやって親しく付き合うことが少なくなった自分のあり方にふっと気付かされる。

おれの眼もまんざらではないと臆面もない自慢の底に、にがい満足感が残っているのを感じる。

絵をしつらえる
関連記事
スポンサーサイト
別窓 | 読書趣味おしゃれに旅健康 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
<<なぜトランプは勝ち続けるかー無宗教という無知ー | 三保小次郎日誌 | マイナス金利で見えてきた金融緩和政策の限界>>
この記事のコメント
∧top | under∨
コメントの投稿

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
∧top | under∨
| 三保小次郎日誌 |