閑散とした箱根に吹くすずやかな風、そしてヒグラシ
2015-07-22 Wed 16:34
右ひざが思わしくなく、いつも行く箱根の温泉へ急ぎました。

どうにも我慢のできない痛みで、スボン下を脱いだのが悪かったようです。

ロマンスカーの車両には二組ほどしか乗客はいませんでした。
箱根湯本から箱根登山バスに乗り込みましたが、乗客は私一人。
地元の主婦でしょうか、宮の下で乗り込んできましたが、三つほど先の停留場で降りました。

いつも行列でにぎわっていたベーカリーはお客様もいない様子です。

火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)で、夏場の盛期に箱根はどこも経営がたいへんそうです。

品の木で中国人家族が五人乗り込み、少しにぎやかになりましたが、外国人は見かけますが日本人の観光客はほとんどみません。

仙郷楼前で乗換え、二停留所でポーラ美術館です。
チェックインまで数時間あります。
『セザンヌ 近代絵画の父になるまで』展です。

まわりを気にする事なく、じっくり鑑賞できました。

「砂糖壺、梨とテーブルクロス」(1983-1894年)にもひかれましたが、その正面に展示されていた「静物」が今の気持ちに一番合っていました。

萬岳楼まで二停車場。
閑散としていました。
いつもならこの時期予約は取れません・・・。

夏は、ブナと姫娑羅に包み込まれた「そら」が一番好きです。
大きな樽のような湯船につかり膝を温めながら、蜩〈ヒグラシ〉をききます。
L字に張り出し、全開された広縁からすずやかな風がながれてきます。

夕暮れとともに合奏がおさまるころ、夕げです。
鯛茶漬けの〆。
山之内尚さんの料理はかわらず独創的、そしておいしい。

膝の痛みが少し薄らぎ、熟睡できました。
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