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フクシマはなぜー石棺・核廃棄物処分基地・国家公務員ー
2015-04-28 Tue 10:16
誰もはるか彼方にあるものにおびえることはありません。
まだすべては隠されてあるからです。
見えない、潜在的な脅威は無いに等しいのです。

けれど近づいてくるものには敏感に反応するでしょう。
それは緊急急迫の脅威となります。
本能が頭をもたげます。

自然に埋もれた一動物に過ぎなかった時代に洗練されたセンサーがONし、警告をならします。

近くにあるものは等身大に評価し、遠くにあるものは見えないのですから、評価しようがないのです。

隠されてあるもの、見えないものをどうすれば可視化できるでしょう。
それには過去を現在、現在を未来に連結し視点をそろえなければならない。
パースペクティブ、透視図のようなものが必要になってきます。

年表の点と点を主体的に選び取って、パースペクティブを描くのです。

始点にフクシマ、消点にチェルノブイリを置きます。
この二点を結んで、現在から過去へ向かって、視覚のピラミッドにそって実線を引くのです。
2011年から1986年へ向け放たれた視線は、自然界には存在しない核分裂生成物の製造装置にそそがれます

ウクライナを見ましょう、フクシマに視点をかまえながら。

・耐用年数約百年に及ぶ石棺によって原発を覆い、放射性物資の拡散を防いだ。
・チェルノブイリ原発を核廃棄物処分の基地にする「覚悟」を決めた。
・原発処理に当たるに従事者を国家公務員にした。


私には過去が現在より先を走っているようにと見えます。
未来が過去に見えているのに、現在は動いていない、そんなもどかしさも感じます。
なぜフクシマは???と考えると、いたたまれない焦燥感におそわれます。

ウクライナは事故から二十九年、収束にはさらに五十年かかると試算しています。

原発コンビナートをコントロールするように、核分裂生成物を制御できるのか、誰にも分かっていません。
核分裂生成物の処分保管に関する限り科学的知見は及んでいないからです。
原発には80種類ほどの核分裂生成物、半減期が数秒のものから475億年に達するものが混在し、数万年でしかない文明が抱え込むには時間軸が違いすぎるのです。

フクシマは混迷の最中にあり、さらにその先にさらに困難な未来が待ち構えています。

チェルノブイリのその先は人類のその先と重なっています。

フクシマはまずチェルノブイリの水準を達成しなければなりません。

チェルノブイリ
出典=神奈川新聞2015.04.27
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