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イスラエルの原子炉空爆がもたらした新「核」攻撃時代
2015-04-09 Thu 10:27
1981年6月7日、イスラエル空軍のF−16戦闘機8機が護衛機のF−15戦闘機6機をともない、イラクの原子炉を空爆した。
「バビロン作戦」です。
これを受け1984年、外務省からの委託研究に基づき外交戦略に関するシンクタンクで外郭団体「日本国際問題研究所」が報告書をまとめた。

『原子炉施設に対する攻撃の影響に関する一考察』です。

8日付け東京新聞は、同紙が情報公開請求に基づきそのコピーを入手、以下のとおり報道した。

被ばく死 最悪1.8万人 原発攻撃被害 84年に極秘研究

何が悪いのでしょう。
隠ぺいです。
では隠ぺいのどこが悪いのでしょう。

自由な議論がさまたげられるからです。
事実に基づかない、誤った議論にみちびかれるからです。
理性的な判断が下せなくなるからです。

「バビロン作戦」によって、原発(原子炉)が攻撃の対象となり得るという歴史的事実を前に、外務省は危機感を持って研究に入ったと思われます。

ところがこれを隠ぺいする。

研究で明らかになった全電源喪失以下の事態は、福島第一原発事故によって歴史的検証を受けるまえに、事前に知りえた知見でした。
原子炉空爆と津波との物理的な違いはありますが、どういう事態が起こりうるのか、明確になっていたのです。
これがまったく生かされなかった。

先に、ブログ「原発の即時全面廃棄なくして日本国の安全保障は成立しないー3.10は3.11の歴史的前提ー」で記したとおり、日本列島に点在する原発は日米安全保障体制では対抗できないほどの戦略的、致命的欠陥です。
日本国指導者(政治家)の政治的想像力および政治的構想力の欠如はもとより、政治家であろが一市民であろうが、事実が隠ぺいされていてはそれは働かない。

それを例証しているのが、「菅首相、浜岡原発、停止要請へ 2011/05/06」です。



これと「浜岡原発の今とこれから」とを比べてみてください。



「もしものとき何が起こるか?」
この問いかけによって、浜岡原発の半径三十km圏内に走る、日本の東西を結ぶ動線の切断の事態が浮かび上がっています。
・東海道新幹線
・東海道本線
・東名高速道路
・新東名高速道路
・国道一号線

数十年あるいは数百年にわたって東西が分断される。

これを空想と片付けては、政治家の政治的想像力および政治的構想力にも劣ると言わなければなりません。
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