ウロボロス、愛なき通貨は国債を食い尽くす
2015-01-24 Sat 13:59
23日ブルームバーグは「ドルは過去1年にユーロに対して17%、円に対して13%上昇」したと指摘し、“サマーズ氏(元米財務長官)は、脅威がはっきりするまではインフレとの闘いを始めるべきではないとし、「それはまだまだ先のことだ」と述べた。「圧力が差し引きでデフレの方にかかっている限り、行動を考えるべきではない」と強調した。”と伝えました。
また米ゴールドマン・サックス・グループのゲーリー・コーン社長は“「米国が成長していることに議論の余地はない」が、「世界の他の部分で起こっていることを前にして米国が利上げをできるのかと不安に思う」と語った。”と。[今年の米利上げに懐疑的、ゴールドマン社長やサマーズ氏指摘

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通貨の強弱はそのまま経済情勢の反映ですから、米国、日本、EUの順番ということになりそうです。
米国が量的金融緩和政策(Quantitative easing、QE)をやめれば、痛んでいるEUと日本は通貨暴落の危機にさらされることになるでしょう。

今日の日経は「国債 マイナス金利広がる」と伝え、“世界で総額400兆円規模の国債の利回りがマイナスで取引されており、投資家の運用難を映している。”
と報じています。
FRB、日銀、ECB・・・と世界中の中央銀行が通貨を増発し、通貨戦争の様相をていしてきました。
膨れ上がった通貨は投資先のないまま、国債に投資されるのですから、これはまさにウロボロス (ouroboros) 。

自分の尾を呑み込んで、円環となったヘビです。
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