やがて貧困化する入口に立って
2014-12-23 Tue 11:05
GDPの成長率は、労働生産性×労働人口できまる。

自分のことを考えると労働生産性が毎年何%も向上しているとは思えない。
むしろ実感は退化しているかも。
だから高齢化社会にそれを求めても厳しいと考えてしまう。

労働人口も減らないまでも増えない時代は通り過ぎた。
今やいよいよ減りはじめている。
今まで働いていなかった女性、老人を駆り出しても高が知れていそうだとつい考えてしまう。

名目GDP
[出典=世界経済のネタ帳

GDPは増えてもいないがそう減ってもいない。

現状維持をがんばって続けてきたのだから、日本経済もそれを支えた日本人もある意味えらいと思う。

*クリック拡大
所得階層別の図
[出典=東京新聞]

さて図のとおり、現状維持期間に何が起こったか。
気付かされたのは、さかんに言い立てられた格差拡大社会ではなかったことだ。
低所得世帯が激増する一方、高所得世帯も減った。

中間が減少して両極端に分かれる二極化(二極分化)現象ではない。
左右に分布する両端のベクトルは正反対で、総じて日本経済の沈下があらわになった。
日本は貧困化したのだ。

これからは人口、労働人口が激減していくのだから、それなりにGDPは下がっていく時代に入る。
毎年豊かになる右肩上がりの時代がフラットになり、やがて右肩下リの時代に入っていく。
何ごとか妙手があって成長するような幻想は、捨てよう。
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