千佐子の世界ー消えた遺産10億円と青酸連続変死容疑者ー
2014-11-22 Sat 17:42
同じ世界の住人とは思えない。
実際彼女の生きてきた世界は、常人が生きている世界とは違う。
この特異で異様な事件は、常軌を逸した彼女の生活から発している。

死亡した七人の男性から総額10億円を相続し、逮捕時10億はすでに跡形なく消え、数千万の借金すらかかえていると言う。

青酸連続変死容疑者筧千佐子の世界を考えてみよう。

世界は三つに分かれている。
俯瞰しよう。
図のようだ。

消費の世界[生活圏]
投資の世界[複利計算]
バブルの世界[レバリッジ]

みッつの世界

ついで俯瞰の断面図を描いてみた。

底辺にあるのが一分の一の世界、消費の世界だ。
常人の住む生活圏だ。
100円ショップの100円は100円、どこも大差のない等身大。

二つ目にあるのが複利の世界だ。
投資がこれに当たる。
(1+r)のrをn年(回)まわすと、元金は増殖する。

最上部にあるのがレバリッジの世界だ。
投資に踏み込む者も少ないのだから、千佐子容疑者がはまっていた先物・FX、レバリッジの世界は異様な世界に見えるだろう。

断面三つの世界

消費や投資と違うのはレバリッジのある、なしだ。

先物・FXはレバリッジが効く。

たとえば一千万の元金があるとする。
レバリッジが50倍なら、5億円ぶち込める。
1%抜けたら(上昇)500万、逆に1%負けたら(下落)マイナス500万だ。

本質、バクチだ。
こうして、いつの時代にも経済社会の一角にバブルは存在する。
バブルとレバリッジは一体だ。

個人的に日経225先物を数年やった事がある。
やられては復帰して数度打ちのめされた。
数年とはその合計年数で、継続してやれる取引ではなかった。

先物は青天井だ。
儲けは大きい。
同時に底なし沼だ。

資金が一億あろう十億あろうと、それでチャラ(済む)とは限らない。
全財産以上に負ける事もある。
すべて持っていかれる。

そこでは、お金がお金でなくなる。
これはもうお金の化け物であって、欲望の化身である。
そして人が人でなくなる。
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