君の資産は緩和マネーの上に築かれた空中楼閣だよ
2014-11-13 Thu 08:00
特集「黒田ショック!奇襲緩和の限界」(『週刊 エコノミスト 11/18』)には、限界らしきものが文字の彼方にあって、よく見えません。
あいまいな表現にかすんでいます。
限界をはっきり述べているのは(いい切っているのは)、ジム・ロジャーズ氏の次のYouTubeです。



「あらゆる資産が非常に不健全な基盤の上にある」のですから、いずれ断末魔をむかえるというわけです。

以下も参考になります。

・日銀の大胆な追加緩和[a]

・コラム:ブラックホール化する日銀の国債購入[b]

・日銀追加金融緩和は消費を刺激するか?[c]

[a]はPIMCOの視点Viewpoints2014年11月「日銀の大胆な追加緩和」です。
日銀の追加緩和が単に追加ではなく、“日銀が今回拡大した量的・質的緩和プログラムの期限を「2%のインフレ・ターゲットが達成されるまで」とし、具体的な期限を設定しなかったことは重要な点です。今回の拡大の規模と影響度は、当初の導入時と同じように大きなものです。”と指摘しています。

[b]はロイターBreakingviewsのコラムニストAndy Mukherjeeのコラムです。
彼は“物価上昇率が2016年のどこかの時点で目標の2%に近づけば、日銀は資産買い入れをトーンダウンさせるかもしれない。ただそれでも、日銀は日本の国内総生産(GDP)の70%に相当する国債を持つことになる。日銀がバランスシートを縮小させるのは非常に困難になるだろう。”として、“日銀の金庫はブラックホールと化す。そこに飲み込まれた国債は2度と外には出て来ず、市場に残る国債は高価な軌道上にとどまることなる。”と結論づけています。

[c]はmarkethack.netの広瀬さんのブログです。
個人の金融資産のちょうど半分が投信から構成されているアメリカと違い、すそ野の狭い日本では今回の措置が“日本国内の消費を刺激し、景気を浮揚する効果に関しては一抹の不安も感じます。”と事情通には手きびしいものがあります。

東新市場%
〈出典=日本経済新聞2014.11.13〉

やがて総選挙ですが、アベノミクス&安倍を葬り去る事はないでしょう(できないでしょう)。

バブルの崩壊だけがそれらをチャラにします。
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