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2014-11-11 Tue 11:56
9日、日曜日の出来事です。
夕方、上空を報道ヘリが飛び、各社の報道カメラが行き交い、路上に報道車両が連なっていました。 非常線が張られ、当該道路の一角には入れません。 サウザンロードは人だかりで騒然としています。 事件は自邸から半径100m以内で起きていました。 事件現場、容疑者が逮捕された居住アパート、凶器のナイフが発見されたローソンストア100相模台店と友人の店舗とのすき間。 ニュース速報Japanは次のように伝えています。 ・小田急相模原駅近くで通り魔事件-相模原市南区南台 サウザンロード ・武田篤容疑者を逮捕-相模原市の殺人未遂事件 通り魔ではない可能性 昨年9月にも相模原市南区当麻の路上で通勤途中の女性が、面識のない男性に突然ナイフで背中等を刺される殺人未遂事件が発生しています。 犯人は捕まっていません。 通り魔。 地域に緊張が走り、恐怖、不安のボリュームが一気にはね上がります。 あえて分けると、理解可能な犯罪と理解不能の犯罪があるように思います。 えん恨とか、人間関係のもつれ云々であるとか、理由が理解できる犯罪です。 感情がオーバーヒートして犯罪という結果に及んでしまう。 自己抑制の道徳弁が感情のバクハツで吹き飛んでしまう。 けれど通り魔には道徳の基盤となっている共感、他者理解、抑制が失われているように思えます。 安全弁がない。 道徳の共通基盤である共感が欠けている。 それが感じられない。 人が他者の心を知るのは、自分も同じ痛み、悲しみ、苦しさを感じた体験があるからです。 共感という原理です。 通り魔の出没は、共感を失った世界の住人による犯罪です。 それが恐怖をかき立てるのです。
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