FC2ブログ
 
新型肺炎でくつがえされた早期発見、早期治療
2020-02-27 Thu 18:21
「早期発見、早期治療」

 医師も医学者も医師会も、長年にわたって、そう言い続けていたではないか。
 これをひっくり返した。
 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議である。
(下段にメンバーを記録しておいた)

 彼らは国民に呼びかけている。
「みなさまにお願いしたいこと」である。
(下段に転載)

 恐ろしい内容だ。
「風邪の症状や37.5°C以上の発熱が4日以上続いている」あるいは「強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある」が受診要件である。
 もっと直截に言いのけた箇所がある。
「症状がなくても感染している可能性がありますが、心配だからといって、すぐに医療機関を受診しないで下さい。」

 なぜ検診を忌避するのか分からない。
 早期発見、早期治療ではないか。
 新型コロナ肺炎だけ他のウイルス感染と違う特別の医学的エヒデンスがあるのか。

 検査薬世界大手のスイス・ロシュ社は、1月末にはすでに新型ウイルス検出キットを開発し、武漢市へ、さらに中国全土へ提供している。 
 なぜこれを使わないのか。

 専門家会議メンバー座長は国立感染症研究所所長である。
 国立感染症研究所はいまだに検査キットを開発できていない。
 ここに鍵がありそうだが、以下は推測になるから述べたくはない。

 日本国を代表する医学界の「面子」しか思い浮かばない。
 国民の命を犠牲にしてそこまでするか、と考え推測をやめた。

 早期検査によって陽性と分かれば、重症化を防ぐ治療が可能になる。
 早期検査によって陽性と分かれば、他人への感染を意識して避けることができる。
 結果、感染拡大を抑えることができる。

 早期検査に一点の不都合もないのである。
 
 困るのは誰か。
 よくよく考えてみたい。

『新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解』4.みなさまにお願いしたいこと
「この1〜2週間の動向が、国内で急速に感染が拡大するかどうかの瀬戸際であると考えています。そのため、我々市民がそれぞれできることを実践していかねばなりません。
 特に、風邪や発熱などの軽い症状が出た場合には、外出をせず、自宅で療養してください。ただし、以下のような場合には、決して我慢することなく、直ちに都道府県に設置されている「帰国者・接触者相談センター」にご相談下さい。

・風邪の症状や37.5°C以上の発熱が4日以上続いている(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある
 ※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合

 また、症状のない人も、それぞれが一日の行動パターンを見直し、対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばしたら届く距離)が、会話などで一定時間以上続き、多くの人々との間で交わされるような環境に行くことをできる限り、回避して下さい。症状がなくても感染している可能性がありますが、心配だからといって、すぐに医療機関を受診しないで下さい。医療従事者や患者に感染を拡大させないよう、また医療機関に過重な負担とならないよう、ご留意ください。」

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議メンバー
〔座長〕
脇田 隆字  国立感染症研究所所長
〔副座長〕
尾身 茂   独立行政法人地域医療機能推進機構理事長
〔構成員〕
岡部 信彦  川崎市健康安全研究所所長
押谷 仁   東北大学大学院医学系研究科微生物分野教授
釜萢 敏   公益社団法人日本医師会常任理事
河岡 義裕  東京大学医科学研究所感染症国際研究センター長
川名 明彦  防衛医科大学内科学講座(感染症・呼吸器)教授
鈴木 基   国立感染症研究所感染症疫学センター長
舘田 一博  東邦大学微生物・感染症学講座教授
中山 ひとみ 霞ヶ関総合法律事務所弁護士
武藤 香織  東京大学医科学研究所公共政策研究分野教授
吉田 正樹  東京慈恵会医科大学感染症制御科教授
関連記事
スポンサーサイト



別窓 | 未分類 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
| 三保小次郎日誌 | NEXT