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ナチスの優性思想と通底する杉田水脈衆院議員のヤジ
2020-01-28 Tue 10:08
「腰痛からくるこの不自由は予行演習のようなものだ。」
 そんな余裕はいつしかなくなっていました。
 将来を暗示する不安もありましたし、何より自分の体が思うように動かせない。

 この不自由さは自分が備えていたはずの能力の低下、劣化です。
 あるいは「生産性の低下」とも表現できるでしょう。

 自分の生きていることそのものを「生産性」で表現し、くくってしまうのはいささか抵抗がありました。
 ですが、これからは急速に身体能力が低下していく予感、実感のなかで、老人と社会、社会的弱者としての老人問題と捉えるようになっていました。
 敏感になっていたかも知れませんが、この「闘病生活」一ヶ月に触れたニュースは見過ごすことはできません。

「それなら結婚しなくていい」
 国民民主党玉木代表の選択的夫婦別姓に関する質問に対して、ヤジが飛びました
 国権の最高機関における、野党による衆院代表質問の瞬間でした。

 ヤジの主は、自民党の杉田水脈衆院議員だと目されています。
 彼女の本音が飛び出したのです。
 一昨年、月刊誌に性的マイノリティーの人たちについての論文を投稿しています。

 問題視されたのは、以下の文言でした。

「彼ら彼女らは子どもを作らない、つまり『生産性』がない。そこに税金を投入することが果たしていいのか」

 アドルフ・ヒトラーが率いたナチスは、知的障害者、同性愛者などの人たちを「生産性がない」人間だからと、約20万人を安楽死に追い込みました。
 一瞬ナチスの思想が現代日本に蘇ったのだと感じたのです。
 そう実感したのは、彼女の発言からだけではありません。

「津久井やまゆり園」で入所者19人を刺殺し、入所者・職員計26人に重軽傷を負わせた加害者の発言は聞くたびに、心が凍りつき、体が震えてきます。
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