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日本の国家破産までゆうよは10年
2014-05-12 Mon 16:37
国家財政破綻(ソブリンリスク)と国債暴落(長期金利の暴騰)とは、コインの裏表だ。
一方を考えることは、他方を明らかにすることになる。
他方が明らかでないと、一方も論理的に考えることが難しくなる。

日本の国家財政破綻までゆうよがどのくらいあるか。
BS朝日「いま日本の大問題 「借金8000兆円超に!? どうなるニッポンの経済・財政 徹底討論!」で、二人の識者に回答を求めた。
竹中平蔵慶應大学教授は「5〜10年」、小黒一正法政大学経済学部准教授は「10年」。

討論は「破綻したらどうなるか」、国家財政破綻の話しとしてすすんでいくのだが、つまるところ国家財政が破綻するというのは日本国債暴落の話しである。

国債が暴落するというのは、国債の価格という分母が縮むことだから、長期金利が暴騰することだ。
(フラット35でローンを組んでいれば助かりようもあるだろうが、変動金利だと悲惨だ。)
国債という「安全資産」が暴落するというのは、その上に築かれた信用システム(市場経済)が機能しなくなる、崩壊するということだ。
財政破綻は、国債の暴落、金利上昇という姿をとってぼくらの前に姿を現すのである。

補足すれば、長期金利とは10年国債の利回りのことで、市場経済の脳幹(のうかん)、生命の源だ。
それが瓦解するのである。
そして、それが「5~10年」の余裕しかない、という話しである。

すさまじい話しをしているのであるが、視聴率、視聴者はコンマ%の世界だろう。

アベノミクスをもてはやすマスメディアはこの問題に口をつぐんでいる。

橘 玲(たちばな あきら)氏は、『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル 』P.3で、「破滅シナリオ」は次のような順番で進行する、と述べている。

第1ステージ 国債価格が下落して金利が上昇する
第2ステージ 円安とインフレが進行し、国家債務の膨張が止まらなくなる
最終ステージ(国家破産) 日本政府が国債のデフォルトを宣告し、IMFの管理下に入る

すると、「国債価格が下落して金利が上昇する」第1ステージは国家財政の破綻と重なるってことだ。

コインの裏表である。

回答者の一人である小黒氏は「金融政策の出口戦略:日銀の異次元緩和縮小で長期金利はどの程度上昇するか」で、日銀の異次元緩和の縮小によって日本の長期金利がどの程度上昇するのか、推計している。
推計であるが、根拠をおって論理的に考えれば、破綻はまぬがれないことが見えてくる。
「5~10年」だから、東京オリンピックをはさんで前後5年、2025年まではもたない。

ぼくはいい番組を見たとは思っている。
が、竹中平蔵氏から分かりきった論理をしたり顔で聞かされ気分が悪くなった。
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