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土地には歴史がしみ込んでいるー八丁堀・入船・湊・明石・築地ー
2013-03-25 Mon 09:26
『八丁堀・築地まちあるき』に参加した。

明石町を囲むように、入船、湊、築地一帯には戦前からの家屋が残されてある。
とくに緑青(ろくしょう)を吹いた銅板葺建造物は、得意な面相どうように数奇な運命をたどっている。
関東大震災(1923年)後、防火対策として建物の道路側を銅板で覆った。

死者数が10万人をこえた1945年3月10日の東京大空襲のときも、アメリカ聖公会の建てた聖路加病院の存在により一発の焼夷弾も落ちてこなかった。
一帯に、古い家屋が残っているのはそのためだ。

銅板を張込んだ当初は、物心ともにきらびやかであったろうと思う。

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八丁堀から入船、湊、明石、築地と歩いていくと、戦後のバラックが空き地に点在する箇所に出る。
ウォーターフロントの裏側に広がる、虫食いのような空き地や駐車場。
バブル期関西から進出したS不動産が地上げに失敗し、塩漬けになった街の残骸である。

昭和のしみ込んだ大宗旅館も築地の風情をわずかに残す。
「売物件」の黄色い文字も痛々しい日本家屋のがっしりとした銅板の樋、花隠しの細工も取壊されるのだろうか。
軒先に取付けられた金具は、かぎにちょうちんを引っ掛け、上に飛び出た棹の部分に国旗をかけた。

面影だけがわずかに残されている。

土地には歴史がしみ込んでいるが、時代がそれを風化する。

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