スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | ∧top | under∨
パソコンと職業寿命、ギルドと職人
2012-09-07 Fri 08:11
僕の仕事は中世のギルドといっしょです。
商人ギルドではなくて、手工業ギルド(同職ギルド、英:craft guild、独:Zunft)。
手に職をつけ、それで生計を立てています。

僕のツールはパソコンとCADソフト。

図面がデジタル化したことで、拡大縮小が自在になりました。
老眼が設計屋の寿命を決めていたのですが、
二十数年前にドラフターをいち早くすてたことで、生きのびました。

めがしょぼしょぼしてくると、根気もつづかなくなるものです。

生命体としては限界がきて、つきるわけです。

ところが、もう一つレイヤーが老人の根気を補ってくれます。
アニメーション創作といっしょです。
背景を描いた紙の上に、「セル」とよばれる透明シートに絵を重ね、複雑なキャラクターの動きを再現します。

つまり重ね描きです。

「セル」を重ねていけばあるゆる設計図を余裕をもってつくれます。

今朝の朝日新聞『耕論 オピニオン』に「団塊世代の第2幕」。
三浦 展(みうら あつし)さんが「起業し若者たちに投資する」よう提言しています。
とてもナイスでグッドな提言です。

パソコンとCADソフトを使えるだけでは職人です。
ギルドではありません。
実際アイデア、デザインを寸法にまで落とし込むのは高度なスキルです。

自らがギルドになることで職業としての設計屋の寿命を伸ばし、若いギルドを育てることは本望です。

「セル」を一枚一枚と描きながら、五年十年タダ働きのような徒弟修行で一人前になります。

それが、今日に通用するビジネスモデルになりえるのかどうかは、分かりません。
関連記事
スポンサーサイト
別窓 | 道具・方法は知の増幅装置 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
| 三保小次郎日誌 |
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。