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関東大震災と東日本大震災
2011-11-15 Tue 18:10
ウィキペディアによると、関東大震災は1923年(大正12年)9月1日11時58分32秒(以下日本時間)に発生した、マグニチュード7.9の大正関東地震による地震災害である。
志賀直哉の短編「震災見舞(日記)」は、その日の午後電柱にはられた号外で震災を知る、とある。
翌朝、あらたな号外をみて思いの他の惨害に驚き、帰京した父親を案じ麻布の家へ駆けつける。

東日本大震災と比較する気持ちは起こらない。

むしろ違いを思うより、その時人の感情は同じなんだと感じるのである。

“かう云う場合、現場に近づき確かな情報を得るに従ひ事実は新聞記事よりも小さいのが普通だのに、今度ばかりは反対だ、それが不安でかなはぬと云う人があった。”
“然しそれにしろ、恐らく人の神経は平時とは変わって了つているに違いない。そうでなければやりきれる事ではないと自分は後で思った。それが神経の安全弁だと思った。”

幸田露伴の小説『五重塔』で描かれた谷中天王寺の塔がビクッともせずに立っていたことや、
ニコライ堂は塔が倒れ屋根のお椀がなくなったこと、
神田橋がくの字に垂れ下がったなど、史実にふれ、どこか震災が立体的に迫ってくるように感じた。

しいて違いを探せば朝鮮人虐殺の描写だろうか。
“松井田で、警官二三人に野次馬十人余りで一人の朝鮮人を追いかけるのを見た。
「殺した」直ぐ引き返してきた一人が車窓の下でこんなにいつたが、余りに簡単すぎた。今もそれは半信半疑だ。”


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