スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | ∧top | under∨
ブログ/水野和夫『終わりなき危機』ノート4
2011-09-27 Tue 16:53
第3章 ヨーロッパ史と世界史の融合は可能か―「長い一六世紀」を超える二一世紀の衝撃

□くり返される金融バブル

・1995年以降国際資本の完全移動が認められ、他国から資本が国境を超えて流入するようになると、その恩恵を最大に受けたのはアメリカであった。
・年平均17億ドルにすぎなかった外国人の米株式購入額は、ネットバブル崩壊以降では年平均920億ドルにのぼる。
・1994年末0.72倍であった米株式時価総額比率(米株式時価総額を米国の名目GDPで割った比率)は、ネットバブルのピーク時の2000年3月末には1.88倍に上昇した。
〈注=1924から1994年までの70年間、米株式時価総額比率の平均は0.49倍〉
・世界の金融資産は、1995年から2008年までの13年間で、100兆ドル(1京)増えた。

□中産階級の没落を引き起こすグローバリゼーション

・グローバリゼーションは政治的側面からみれば社会福祉国家の解体、具体的には中産階級の崩壊を引き起こす。
・1980年頃から一貫して不平等が拡大し、世界中で中産階級の没落が起きている。
・21世紀のグローバリゼーションは、16世紀のそれが主権国家を強化したのとは反対に、主権国家の存在基盤を掘り崩していく。

□賃金の傾向的下落

・先進国で所得水準が半減(実質賃金)した歴史は16世紀ヨーロッパにみられる、すなわち英国でピークの27%低下、イタリアの50%等々である。
・日本において1995年の半ば以降、一人当りの実質賃金が下がったのは、労働分配率が大きく低下したからである。
・1997年1~3月期をピークに、一人当り実質賃金は年率0.7%で低下し、年々生活水準は切り下がっている。
関連記事
スポンサーサイト
別窓 | 読書趣味おしゃれに旅健康 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
| 三保小次郎日誌 |
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。