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脱原発があぶり出す民主党次期リーダー
2011-07-19 Tue 11:43
民主党は、烏合の衆(うごうのしゅう)でした。
党は一緒ですが、その実態(正体)があらわになっています。
反自民の接着剤でくっついた小政治集団の連合体です。

今から約十ヶ月前、昨年9月14日、党役員・内閣を組織した中心メンバーは、菅直人を押し立て、国家権力を握りました。
小沢一郎排除、その一点で野合した勢力(小集団)の連合体です。
党・内閣を組織した連中がいまでは「菅直人がどれだけ嫌いか?」を競っています。

小政治集団の連合体は、国家権力をにぎったことによる利得に味をしめていますから、これを放すことはないでしょう。

国民的人気が地におちた菅直人を支える気持ちは、なえてしまったようです。
問題は、菅直人が発した脱原発会見に対する反応です。
社民党と共産党からは絶大な支持、しかし身内からうとんじられ、軽くあしらわれいます。

総選挙が原発問題に対する最終的な決着になると考えていました。
ですが、はからずも菅直人の脱原発記者会見がリトマス試験紙のように作用し、民主党・内閣の中枢メンバーの思想信条をみごとにあぶり出しています。


仙谷由人官房副長官「単なる願望を会見でいうのはいかがなものか。」
野田佳彦財務相「原発を完全にゼロにするのは個人の夢。」
小沢鋭仁元環境相「首相の脱原発はずれている。」

5月30日、ドイツのメルケル首相は政府として正式に脱原発を決定。点検のために止めた旧式の原発8基はそのまま廃炉に、2022年までには残り9基すべての原発も停止すると決定しました。
イタリアは国民投票で、国民が直接原発拒絶を選択しています。
すでに、スイスは2034年までの原発廃炉を決めています。

一国のリーダーが「願望」すら語れない。
霞ヶ関に足をおいて、政治を行政の一部であるかのように引きずりおろそうとする政治屋です、
仙谷は官僚のトップである事務次官に据えたら使い出があるでしょうが、従来型の悪しき政治家の典型です。
野田佳彦、小沢鋭仁は省庁のシャポがお似合いで、官僚の使いっ走りが順当。

玄葉光一郎国家戦略相「基本は減原発だ。」

あきれました。
今の政治状況下で「減」原発を堂々主張するのですから、その立場は現水準の自民党レベル。
国民の意識がどこにあるのか、まったく理解していません。
国民が望むこととは逆行していることにすら気付いていないのですら、最悪の一人です。

脱原発に腰が引けていたのは。
海江田万里経産相「安全性が確保された原発は動かす。」
岡田克也幹事長「電気がなければ国民生活に多大な影響が出るし、議論が必要」

中間的な立場。
馬淵澄夫前国交相「原発依存から抜け出すの必要はあるが、3割に上る原子力供給が途絶えた瞬間に経済は失速する。」
前原誠司前外相「20年先に原発をなくしていくことは賛成だが、脱原発はポピュリズムに走りすぎだ。」

脱原発を明確にしていたのは、一人だけでした。
樽床伸二元国対委員長「首相方針に異論はないが、段取りは与党の責任。」
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