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「9億598万当たった!」ー移動平均線研究12(若き人へ)ー
2010-10-23 Sat 13:07
チャリロトといわれても知る人は少ない。
ニュース報道はこうだ。
「平塚競輪で9億598万7400円の払戻配当金が出た。国内のくじ史上最高額!!!」

チャリロトのルールは以下のとおりだ。

[ルール]
1.1レースに9人の選手が出て、その一着を当てる。
2.全レースのうち後半7レースの一着をすべて的中しなくてはならない。
3.コンピューターが乱数表をもとにはじき出した番号を発行する。(ランダムに発生させるのだが、乱数表は同一番号を発生させ重複もある。)
4.当選者が出なかったら、払戻金全額がキャリーオーバー(繰り越し)される。
5.当選者に払戻になる金額は売上の75%(払戻率)である。

2008年6月から二年以上、当選者がなく、キャリーオーバーは143回を数えていた。
これとルール5.0から、キャリーオーバーになった一回平均の投票数を計算できる。
[905,987,400円×(100/75)]÷200÷143回

42,237票(小数点以下切捨て)

コンビュータは、9^7=4,782,969通りの番号が発行できる。
つまり、重複がないと仮定しても、42,237票÷4,782,969通りだから、一回当りの投票数は当たりうる範囲の0.88%しかカバーしていない。
投票数が少なくて当たる確率は実に低い。

143回キャリーオーバーするわけである。

キャリーオーバーになった全投票数6,039,916を、4,782,969通りで割ると、126.27%であった。
この結果から何が分かるかといえば、一つの単純な事実が浮かび上がる。
クジは、買う人間が多ければ多いほど当りが出やすいということだ。

ロトなんだから確率に支配される。

僕などは自分で計算してみてロトってつまらない、魅力がないと感じるのだが、やはり9億円に目がくらむのだろうな。

これで終わりにしてしまえば、エッセー風で格好がつくのだろうが、蛇足を加える。

「チャリロト」事件でランダム性という事柄に触れた、そんな感触がある。
乱数表がつくり出すランダム性、自然界にさまざまに発生するランダム性、マーケット(株、為替、債券、商品)のランダム性はそれぞれちょっとずつは違うのだろう。
しかし厳密(数式)には多少違っていても、ランダム性の性質に大きな違いはない。

ロト同様、お金がからむから錯覚が起きる。
儲かっている人間は自分がどこか卓越している、優越した才能があって結果をつかんでいるとうぬぼれる。
ロト同様、たまたま(確率的に)儲かっているだけだ。


山口県の男性A氏が卓越した人物なんて誰が思うだろう。
会ったことも会うこともないから確かめようがないから、実際卓越した人物かもしれない。
ただロトで卓越した人物なんて存在しないことだけは確かだ。

運がいいだけのことだ、って誰だって分かる。

ロトとマーケット(株、為替、債券、商品)はランダム性でつながっている。
近親関係にある。
とすれば、マーケットで儲かる、損するというのもランダム性にほんろうされ、運ていうことに異論はないはずなんだが・・・。

ランダム性と確率の深淵を、「チャリロト」事件から感じ取るだけでいい薬になる。
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