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This time is different.
2010-08-03 Tue 16:17
百合
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昨日のブログの続きのような話だ。
今日の日経・経済教室、佐々木百合「細部の設計に課題残す 金融危機後の規制・監督」である。
どうして続きかといえば見出しの「バゼール?に効果も」に着目したい。

バゼール?を平たくいえば、銀行たいする新たなレバリッジ規制である。
銀行が貸し出しを行う時、自己資本の何倍まで貸し出せるかを規制する国際的取り決めだ。
国際統一基準銀行は最低所要自己資本比率が8%、国内基準銀行のそれは4%だ。

最低所要自己資本比率が8%だから、100%割ることの8%で、自己資本の12.5倍が貸し出し限度枠になる。

ところがレバリッジ規制を受ける「商業」銀行に対し、ゴールドマン、モルガン・スタンレー、メリルリンチ、リーマン、ベアはいずれも銀行と名乗っているが、自己資本比率の対象外の「投資」銀行であった。
アメリカの主要商業銀行ではレバリッジは9.1倍から11.6倍の間に収まっていたが、これら投資銀行は自己資本の25.2倍から32.5倍で投資を行った。ハイ・レバリッジで勝負した。
2008年9月15日のリーマン・ショックの結果、これら五大投資銀行はすべて消えた。 

This time is different.(今回は違うよ。)と断定する前に、筆者のいうように過去の経験から学ぶ必要がある。
共通項であるレバリッジのあり方として捉えれば、一見我々には関係のなさそうな、難しげな難問も身近に引きつけて考えることができる。
レバリッジを欲望と言い換えると一般的すぎてメカニズムを見失ってしまうが、しかし本質は欲望そのものにちがいはない。
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