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出戻り息子と家族会議
2019-11-07 Thu 09:51
 息子が戻ってきた。
 出戻りである。
 家庭の事情はそれぞれだから、理由はカットする。

「夫婦二人の生活は寂しいはずだから、良かったね」とはいかない。

 それそれが生活(実態)と生活パターンを持っている。
 別個の原理や動力で動いている。
 勝手気ままに生きている部分がいつの間にか膨らんでいるのだ。

 夫と妻、親子という関係性は通奏低音かも知れないが、普段は静音で波風は立たない。
 しかし個は違う。
 干渉されたくない個がそれぞれに出来上がっている。

 そうした主張も持っている。

 で生活空間を共有しているのだから、当然に干渉が発生する。

 ただし、この干渉の意味は少し違う。 
「他人のことに立ち入り、自分の意思に従わせようとする。」とはまったく異なる。
 むしろ、「物理学における波の干渉とは、複数の波の重ね合わせによって新しい波形ができることである。」に近い。

 つまり我々三人は家族というチームである。

 最高のチームであるにはどういう手を打ったら良いか、と考える。
 
 30分かそこらだが、何事かあると家族会議を開くことにした。
 先日のテーマは「家の外装工事の見積を検討する」だった。
 七十代の我々はこの家に住んでも目一杯で15年を超えることはなさそうだ。

 そのあと息子が住むのか、売っぱらうのか。
 メンテナンス費用が二百万をこえていたから、長期の在り方にも触れることになった。
 もちろん結論や決意といったものに到達はしなかった。

 けれどチームとして問題意識は共有することはできたようだ。

 チームとしては上々の成果である。
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ミニマリズムは俗物の言い逃れ
2019-11-02 Sat 10:49
 Less Is More.

 ミニマリズムは求めてするような行動規範だろうか。
 生き方の指標となり、人生を導く思想たり得るのだろうか。

 老いれば否応無くミニマリズムに追い込まれる。
 選択の余地はない。
 究極のミニマリズムが死であることから歴然としている。
 
 では今もてはやされているミニマリズムの正体は何か。
 ファッションである。
 
 直面しているのは生命体である地球ガイアの危機、温暖化であり、そうして見えてきた限界の問題である。
 それにミニマリズムによって立ち向かうというのは俗物の言い逃れである。
 そうしたウソがウソつきの免罪符になるのだろう。
 
 IOCがドーハの悲劇を目撃し、大慌てでマラソン・競歩の会場変更を強行したことを我々日本人が目撃したことの意味は貴重である。
 東京都、 国際オリンピック委員会(IOC)、大会組織委員会、政府の4者協議が演じた茶番劇は、深刻な問題の所在を強く我々に印象付けた。
 避けられない脅威が迫っている。
 
 東京か札幌か、ミニマリズムかマキシマリストか。
 そんな問題をはるかに超えた人類の危機にいる。
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あるミニマリスト
2019-11-01 Fri 10:17
 老後はグライダーです。

 大空から地上へとゆっくりと滑空します。
 
 グライダーには、地球から引力(強制力)が働いています。

 一つは体力です。
 削ぎ落とされていきます。
 活動が減ります、種類(質)も量も。
 
 それから収入も減ります。 
 ですからあれもこれもとはいきません。
 あれかこれか、選択をしないとなりません。 
 
 削ぎ落としていくのです。
 こちらの方は自立していないと自分の人生をまっとうできません。
 よくよく考え工夫して、老後を設計し実践するのです。
 
 スナックHARUMIのカウンター。
 Iさんは昭和12年生まれ八十二歳です。
 六年前に奥さんを亡くしました。

「年額150万の年金暮らし」と僕には何らはばかることなく告げてくれます。
 温泉宿が好きだといくつかの宿をあげたのですが、そんな所には高くて泊まれませんと言われました。
「年に一回、一週間ほど湯治に行きますよ。安い湯治宿があるからそこで湯に浸かるのを楽しみにしています。」

「たまにはこうしてママさんとお話をしにきています。」
 満足していますと言外からはっきり聞こえてくる、強い意志が感じられます。
 老年となっても、自然とはミニマリストにはならないのです。
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束の間の避暑
2019-08-15 Thu 08:25
束の間の避暑

 朝方蝉が鳴いていました。
 西日本に10号が居座っていて、裏手に回った東日本は曇天で、どんよりとした雲が太陽を遮蔽しています。
 
 クーラーを切ります
 久々に窓を開け放ちました。
 風が涼しい。
 
 台風が動きだすまでの束の間、避暑地に来たような気分を味わいました。
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資産としての持ち家処分法、二世帯住宅再生顛末記2
2019-07-18 Thu 09:43
 二世帯住宅の売却を考えうちに、それが資産であるという側面を強く意識するようになります。

 日本では中古住宅そのものが好まれていません。
 まして二世帯住宅は汎用性を欠いた間取りですから、マーケットそのものが小さい。

 正反対なのは米国市場です。 
 中古物件を中心に市場が形成され、住宅流通量の82%が中古住宅です。
 
 つまり中古住宅はその潜在的価値に比べて不当な評価、扱いを受けているのが現状です。
 とは言っても、マーケットに立ち向かっても勝ち目はありません。
 個人で左右できないのが環境ですから、受け入れるしかありません。
 
 どう処分しようか思案するうちに、資産として持ち家を捉えるなら、それを活かす方法、活用法を自家使用だけではなくもっと広げないといけない。
 そう考えるようになりました。

 ところで日本においては家計の資産形成手段の第一は、持ち家です。
 60歳以上の高齢者世帯の資産の中身を見れば、持ち家(宅地+住宅)が1/2強です。
 そのうちおよそ預貯金が1/4ですから、持ち家という形で、土地・住宅等の実物資産を過半所有しているのが実態です。
 
 つまり持ち家資産が大半を占めますから、これをどう活用するかが肝になります。
 自家使用だけに限定していては、資産としての価値を生かせないと考えるようになりました。
   
 二世帯住宅というのは、三世代にわたってこうした家計資産の構成、構造を制約(左右する)します。
 
 老夫婦世帯には過大で無駄が多く、負担(身体的、金銭的にも)となっています。
 こうした現状をまんぜんとやり過ごし、住み続けることがもっともあやうい将来を招くのだと危惧するになりました。
 実際、自分で手を下せなくなる年代が迫り、成行に任せるしかない状態に陥ることが最悪のケースだと考えるようになります。
 
 それにこれを継承する息子たちにとっても、住居利用に限定された現状のまま維持管理するのは、彼らの能力を超えるでしょう。
 
 そこで、基本的にどんな行き方がよいか、これをうまく活用するためのアイディアを練りました。
 二世帯住宅を三分割し、それぞれ別途の使用が可能な建築形態(区分所有)にリノベーションしようと。
 これによって利用法を拡張し、賃貸等変化にも対応できる柔軟な選択肢を手にすることができます。

 Ⅰ.二世帯住宅の三分割構想を実現する。
 Ⅱ.一階住居スペースを老後住居として再生し、老後拠点を築く。
 Ⅲ.二階住居スペースおよび一部道路側を事務所スペースとしてリノベーションし、新たな複数収入源として活用する。
 
 そうです。
 民泊は無理でしようが、新たな複数収入源としての道を考えたわけです。
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