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君の仕事は7割経済に耐えられるか?
2020-06-29 Mon 15:26
 自分が青年であったことを掘り起こし、思い出して何が解明されるだろう。

 少なくとも重要なメルクマールが青春とその終わりを画する。

 宇宙に果てがあるか分からないまま、果てとやらを決して見ることがないことをはっきり思い知る。
 我々の寿命はあまりにも短い。
 そう考えるようになって初めて一人前の大人に変わっていた。

 神の存在を真っ向から拒絶はしない。
 可能性までは否定できないからだ。
 知ることができないことは山とあったし、これからも知り得ないことに悩むことなく、受け入れるだろう。

 僕は小さなスクラップブックを作っている。
 手帳だ。
 これに縮尺した図表を貼り付けている。

 重要だと感じるデータにはいつでも目を通したいからだ。 くりかえし見ることで問題が徐々に迫って来て、把握できる。

 例えばコロナでスーパーは大幅に売上を伸ばしている。
 モノ消費に対して、サービス消費である旅行、娯楽、外食はがっつり削られた。
 工場の設備稼働率は70%をはるかに切っている。

 当然雇用の危機が迫り、休業・廃業が押し寄せている。

 コロナ以前の7割がコロナ以降のニュー・ノーマルだそうだ。
 少なくとも3割は過剰になる。
 そしてこれは宇宙や神の問題より、リアルで深刻だ。

 君を直接脅かす。
 宇宙や神は我々老人に任せ、若者は自分が7割に耐えられるジョブをこなさなければならない。
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テレワークでカバーできる仕事の従事者ほどむしろ生き残れない?
2020-06-22 Mon 16:08
 2008年9月、リーマンショックは派遣(非正規雇用労働者)切りが目立っていたが、製造・建設・卸売小売り業の正規社員も経済が立ち直るまので削減率はむしろ前者よりも深刻だった。
 コロナは宿泊飲食サービス・卸売小売り・生活関連及び娯楽業の非正規雇用労働者が失職したが、今のところ正規雇用は維持されている。
 
 で、今後とも正規雇用者は安泰だろうか。
 企業はコロナ緊急一時避難から、生き残りをかけた戦闘態勢へ突入する。
 自分の企業が生き残れるかどうかもわからない。

 正規雇用の称号がいつまで通用するかだ。

 真っ先にサービス業が壊れた。
 休業しか手がなかった。
 経済を回すために制約が「一部解禁」されても、三密で単位面積当たりの客数は増やせない。

 売上高=客単価×客数だから、対策をすればするほど売上は減少し、採算ベースには乗らない。
 しかも固定費比率の高い、ホテル・旅館・飲食店などサービス業は客が来ない(敬遠)ことを含め三重苦だ。

 それ以外の企業も手を打ってくるだろう。
 在宅勤務、テレワーク、リモート経済、地方移転移住・・・らしい。
 しかし、それがどこまでモノホンか、通用するか。

 自分の仕事のテレワーク・カバー比率がいくらになるか。
 いや、そもそもテレワーク非カバー率が高い事が明瞭なら、むしろその仕事は生き残るかもしれない。
 テレワークは手段で目的でないのだから、テレワークで済ませられるほどの仕事が生き残れるものか。

 実は今現在それさえはっきりしていないが、いずれ企業は結論を出して断行してくるだろう。

 疑問は尽きないが、秋冬に予測されている第二波までには目鼻が見えてくるかもしれない。

 閉じこもっていた日本はいよいよ本格的なグロバール化(単一で、絶対的な基準)へ向かうのである。
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日本は衰退しているだけの事だ、デフレとすり替えるな
2020-06-10 Wed 14:11
 グレゴリー・クラーク『10万年の世界経済史』を読んだのは十一年前だ。
 まだ本棚からは外していない。
 その理由は、1200〜1870年の英国・イングランドのデータから、計量経済史が解き明かした数値と、そこから導かれたテーゼにある。

「産業革命以降の経済先進国での技術進歩率は一般的に一%以上だった。これに対し、産業革命以前の時代には世界規模での長期的的な技術進歩率が年0.05%を超えることさえ一度もなかった。」
(上巻 P.229)

「効率性の向上をもたらす知識資本への投資は、近代的な経済成長の大半をほぼ完全に説明できる要因にとどまるものではなく、近代のあらゆる経済成長の要点なのである」
(下巻 P.28)

「ごく一般的にいえば、効率性の違いこそが、現代経済における豊かな国と貧しい国との所得格差の大半を説明する、究極の要因である。」
(下巻 P.212)

「このように、1800〜2000年における、各国経済の成功や失敗を決定してきた重要な変数は、その経済の生産過程における効率性だった。」
(下巻 P.242)

 日本国のGDPはざっと5兆$だ。
 引用した技術進歩率(上巻 P.229)を適用してみよう。
 Excelで簡単に計算できる。

 0.05%なら100年後、1.05倍になっている。
 5.25兆$。
 ほとんど変化しない。

 1%なら、2.7倍だ。
 13.5兆$。

 1990年から三十年間、日本国は前者のままだ。

 今さら『10万年の世界経済史』を持ち出したのは何故か。

 リーマンショック以降、デフレで経済が不調だ、と多くの経済学者が言い立ててきた。

 Bullshit!

 デフレは見掛け(現象)だ。
 衰退しているからデフレになる。
 デフレから抜け出せないのは、日本が下降しているからだ。

 すり替えてはいけない。

 いい加減に衰退を正面から見ないといけない。
 日本経済は衰退過程にある。
 これを認めないと正しい判断はできない。

『10万年の世界経済史』から学べることは、僕らの国における効率性、生産性の向上が止まってしまった事だ。

 デフレと嘘つくな。

 衰退とはっきり受け止めよう。
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ウイズ・コロナ時代、必須職種は激減する
2020-06-06 Sat 10:41
 今日は誕生会だ。
 二人の息子は誕生日が6月初旬に重なっているので、まとめてやることが慣例になった。
 家族四人が揃うことが少なくなったから、いい機会だ。
 
 誕生プレゼントがいち早く届いている。
 アマゾンからだ。
 それぞれが頼んでいるのだが、送られてくる段ボール・ボックスのロゴは一緒だ。

 これによって何人、どんな職種が省かれるか。

 小売店の店員、レジ係・・・交通機関の従業員・・・包装紙制作者とデザイナー・・・店舗内の清掃、管理員・・・・。

 しかしもうこの流れは止めようがない。

ウイズ・コロナ時代、必須職種は激減する
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終戦の日も列車はダイヤ通りに動いていた
2020-06-04 Thu 12:06
 ブックオフの本棚を眺めていたら、帯に「終戦の日も列車はダイヤ通りに動いていた」と宣伝文句の書かれた本が目に飛び込んだ。

 この事実はけなすこともほめることもできる。
 日本人論でやれば間違いなく、美徳の一つに祭り上げられるだろう。
 僕は中間に立ちたいと思う。

 昭和天皇による敗戦の詔勅(しょうちょく)がラジオで流れても、日常は失わなかった。

 しかし新型コロナ感染症は、航空機をストップし、列車から乗客を奪った。
 飲食業、宿泊業からお客を根こそぎそぎ落とした。
 コロナは日常を奪ったのである。

 言葉が先行する。
「ニュー・ノーマル」である。
 新しい日常の事であるらしい。

 誰が模索しているのか?

 少なくとも僕の日常は、毎日少しずつ変えているという自負も手応えもある。

 コロナがあろうとなかろうと、自分が決め、動く。
 
 七十二歳になる非生産性世代が言うのは口幅ったいのであるが、
 現役であれば、
「自分の仕事は本当に必要か?」とまずは問うだろう。
 
 そう問おう。
 なら、お役所仕事の大部分がいらなくなるだろう。
 同じ目で、自分は大丈夫か、考えてみよう。

 危機は合理化の起点なんだと思う。
 かってなかったような労働力の再編成が待ち受けている。
 コロナ禍は、見過ごされてきた要らない仕事をあぶり出し、この連中は必要としない、この仕事は不要不急だと選別するだろう。

 今日も列車はダイヤ通りに動いている。
 それを管理しているコンピュータシステムを鉄道マンが監視する。
 しかも鉄道マンがいつAIに代わってなんら不思議はない。

 人は消える。

「コロナの日々も列車はダイヤ通りに動いていた」
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