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老後生活の必需品、手帳が二冊
2019-10-04 Fri 09:39
 手帳は二冊である。
 
 老人が二冊手帳を持ってどうするの???
 自分でもそう思う。
 なにせ仕事がない、付き合いも良い方ではない、社会貢献する行動力もない。
 
 そもそもスケジューリングする必要がなさそうに見える。
 他人がそう思う以上にそう自覚していた。
 
 一冊は人生管理手帳だ。
 もっぱら予定を作る、予定を入れることを意識した手帳だ。
 予定を作って、入れてしまうのである。

 おおよその生活は、Timetableを作ってみるとはっきりする。
 全てが自分の時間だ。
 誰にも制約されない。
 
 会社から、地域から、家族から・・・なんの期待もされていない。
 
 このemptyを救うのは自分自身しかない、そう自覚しないといけなかった。

 九割方リタイヤーしたのが49歳の頃だったから、「老後」生活は20年を超えた。
 放っておけば腐ってしまうのが老後生活である。 

 毎年人生管理手帳を作り込むのは楽しい作業だ。

 行動指針リストを貼り付ける。
 ・考 動 訓
 ・始動訓[日日の型]
 ・プロフェッショナルの条件
 ・戦略的意思決定
 
 次いで、2020年版の目標リストを貼りける。
  ⇄2020年目標[転源表]
  ⇄四半期五大リスト
 さらにパソコン日記で検討し、手帳で週間と日日のスケジューリングをする。
  ⇄週間デザイン
  ⇄To-Doリスト
  
 さてさて、ここからが本番だ。 
 生きたスケジューリングをしないと、生きている甲斐がなくなる。

 ある一定期間で何をすべきか。
  ① 何をやらなければならないか?
  ② それはいつやるべきか?
  ③ 誰がやるべきか?
  ④ どこでやるべきか?
  ⑤ それの優先度は?
  ⑥ 時間はどれだけ必要か?
  
 さて人生管理手帳とは別にデータ管理手帳を作成するようになった。
 時代相〈短歴史〉を意識化するため、メディアで感心した図表を縮尺し、時系列で手帳に貼り込む。
 作業だけでも楽しいものである。

タイムテーブル

手帳の写像

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スマホを見ない若者
2019-07-04 Thu 10:12
 若者はひたすらスマホに見入っている。
 スマホを持たない若者はどこかにいるのだろうか。
 会ってみたいな。
 
「少年の頃、万能ナイフを手に入れたが、役に立たなかった。どの機能も必要に思えたのに、それが必要になる瞬間はこなかった。」
(出典=シンプルの定義

 スマホを万能ナイフに例えたのは、「何でもできるように、又実際アプリさえあれば出来るのだから、すべて盛りこんだ」からである。
 
 何が必要で何が必要でないか。
 そんなことを考える間も無く、情報が押し寄せる。
 それはかってのテレビのような存在で、誰もが同じ情報を見ている。

 やりたいことはアプリが手助けしてくれる。
 しかし何がやりたいか考える前に、それは発見され、作られている。

 こう反論された。
「圧倒的に情報量が違いますよ。全ての情報に差異differenceがある。」

「情報のわずかな違いが問題だろうか」
「そうでしょう?だって違うんですから」
「情報がわずかに違ったところで、どうってことないさ」
「それが重大なことなんじゃないですか。ずれてますね」

 かって僕はこうも書いた。
「スマホはサラリーマンを奴隷化するツール。営業職なら訪問の合間のすきま時間にも、細かい仕事をさせることができる。ハツカネズミ。」
 (出典=奴隷化ツール
  
 こうも書いた。
「iPhoneをつかってわかったことがあります。便利は不便、ということです。ただの道具、しもべのはずが主人のように人を従属させています。使い込めば使い込むほど、時間を奪っていきます。」
(出典=便利は不便ー人生を浪費しない法ー

 スマホを見ない若者。
 たぶんそんな若者がいるはずもないだろうに、そんな若者に可能性を感じてしまう。
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エネルギー収支比を研究するためのマンダラ・ノート
2017-06-15 Thu 14:51
 そろそろ見取り図を描いておかないと、どこへさまようものか分かったものではありません。
 自分の現状知と「未」知との落差を見える化するためのツールとしてマンダラノートを使っています。
 なにをどのくらい学習するか、研究の対象をどう絞り込むか、見積もっておこうというわけです。

 さて、下記のブログに書いたとおり、エネルギー収支比(Energy Returned on Energy Invested・EROEI)が今一番関心をもっている中核的概念です。

水野和夫『閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済』をエネルギー収支比から読み解く

 ざっくとしたイメージは「ウサギを捕まえるためのエネルギーが捕まえたウサギのエネルギーより大きいならば、 いくらウサギがいたとしても、インディアンは生きていけない。」と記したとおりです。
 水野和夫氏は、同書P.227「図20 エネルギーの崖」に基づいて、次のように述べています。
(水野氏が掲載した図表は著作権がありますから、氏が作成に利用した原図を代用にかかげておきます。)

「エネルギー収支比のわるいシェール・オイルをあてにするようになったということは、化石燃料に依存する社会が限界に近づいていることを示しています。」


出典=Why EROEI Matters: the Role of Net Energy in the Survival of Civilization

 水野氏はシェール・オイルのエネルギー収支比が2に近いことを指摘していますが、原典には「シェール・オイル」の表示はありません。
 エネルギー収支比の算定には「2〜4」「3〜5」と諸説ありますが、いずれにしてもエネルギー収支比の低いシェールオイルがエネルギー収支比の高い在来型石油からシェアを奪う「シェール革命」の正体は、アメリカの覇権など政治や経済的利害がからむ問題であることはうっすらと見えてきます。
 「化石燃料に依存する社会が限界に近づいていることを示しています。」とだけとは言えないのですが、これはこれでおもしろい問題にしても、僕の手に余ります。

 まずは自分の能力に応じて選択と集中です。
 熱力学を復習しておかないとエネルギー収支比を正確に把握することはできなさそうです。

 そこで、たとえば以前読んだジェレミー・リフキン著・ 竹内 均訳『エントロピーの法則―地球の環境破壊を救う英知』は熱力学の第二法則について次のように述べています。

“熱力学の第二法則、つまり「エントロピーの法則」は、次のように表されている。
「物質とエネルギーは一つの方向にのみ、すなわち使用可能なものから使用不可能なものへ、あるいは利用可能なものから利用不可能なものへ、あるいはまた、秩序化されたものから、無秩序化されたものへと変化する。”

 これに対して、次の指摘がなされています。(以下出典省略)
“"Entropy is disorder" is an archaic, misleading definition of entropy dating from the late 19th century before knowledge of molecular behavior, of quantum mechanics and molecular energy levels, or of the Third Law of thermodynamics.
「エントロピーは無秩序である」とは、分子動態、量子力学、分子エネルギー準位、または熱力学の第3法則を知る前の、19世紀後半のエントロピーの古風で誤解を招く定義です。”
“Defining entropy increase as a change from order to disorder is misleading at best and incorrect at worst.
秩序から無秩序への変化としてエントロピー増加を定義することは、誤解を招きやすく、最悪では間違っている。”
“An unfortunate conflation of the concepts of entropy and disorder has resulted in widespread misunderstanding of what thermodynamic entropy actually means.
エントロピーと無秩序という概念の残念な結びつきは、 熱力学的エントロピーが実際に意味することの広範な誤解をもたらした。”

 そこで、第一の目標は、竹内 薫『ファインマン物理学」を読む 力学と熱力学を中心として 』を基本テキストに再学習に取り組むことです。
 
 そうしたあれやこれやを検討し、下の見取り図=マンダラ・ノートを描いてみました。

Mandala-note:エネルギー収支比(EEROEI)研究の見取り図
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やりたいことはあるのに方法が見つからないって、誰だ?
2017-06-06 Tue 16:57
 なにをやるにしても、方法論がネックになって進まない。
 よくあることだ。
 汎用性のある方法はたいていが役に立たないし、専門的な手法は身につける頃には目的を見失っているものだ。

 足踏みするだけでは一歩も進まない。

 そのうち人生は腐っちまう。

 ピーター・シムズ『小さく賭けろ!』( 日経BP社・2012/4/5)は普遍的な方法論を提示している。
 ‘Little Bets’だ。
 「小さく賭けろ」って、株式投資のドルコスト平均法とカン違いしそうだが、小さく賭けて小さく負ける。

 これがポイントだ。
 要約すると以下のとおりになるが、解説しよう。

“アプローチの核心をなす「Little Bets/小さな賭け」とは、具体的かつ即座に実行可能なアイデアを発見し、テストし、発展させていくことを指す。これによって獲得した小さな勝利を足場に、これを積み重ねる創造的プロセスによって、創造物を「つまらない」から「つまらなくない」へと変える。”

 これだけでは見通しが悪いだろう。
 彼の書き出しを見てみたい。
 登場するのは、スタンダップ・コメディアンのクリス・ロック(Chris Rock)だ。

 下段のYouTube。
 「ぼけ」と「つっこみ」の一人二役、一人漫談だ。

「コメディアンのクリス・ロックは大舞台でみせる十八番の芸は、それまでに彼が小さな舞台で試した無数の失敗の上に成り立っている。」

 小さい劇場やバーで、ネタを何度もかけてみる。

「今度のネタは一人も笑わない。」
「反応がない。」
「少し手答えを感じた。」

 観客の反応を確かめ、修正に修正を重ねる。
 ‘Little Bets’がやがてネタを磨き上げて行く。
 大舞台に掛けるときには「完成品」が見られるっていう寸法だ。

 彼はこんな言い方もしている。

「成功した起業家の大半は、普通の人なら「失敗」と考えるところを彼らは「学習」と考えるのだ。」
「小さく賭ける場合、われわれは成功を夢想する必要がなく、失敗を予期し、許容できる。」
「早く間違えれば、それだけ正しい回答を得るのも早くなる。」

 そう、「小さな勝利は、不確実性の中にある前進を助ける足場」のようなものである。



[目次]
第1章 「大きな賭け」対「小さな賭け」
第2章 成長志向のマインドセット
第3章 素早い失敗、素早い学習
第4章 遊びの天才
第5章 問題は新しい答え
第6章 質問は新しい答え
第7章 大から小を学ぶ
第8章 小から大を学ぶ
第9章 小さな勝利
第10章 あなたの「小さな賭け」
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点から面へ
2017-01-18 Wed 08:01
ある日点が面を埋め、広がりというか展開を見せていることに気づいた。
まったく別々に読んでいたはずの本が、芋づるのように新たな読書を引き寄せ、それらが一つながりに結ばれているように感じた。
一つをたぐり寄せるうちに、そのツルの先に新たなイモが現れてくる。

それは地表に隠された地下茎のようなもので、これらをマンダラノートに記してみると、別表のような展開になった。

今度は暗中模索より少しはマシなようだ。

マンダラ・ノートを手引きにイスラームをより深く研究して見たいと思っている。

イスラーム研究マンダラ
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