FC2ブログ
 
データ管理手帳は縮尺50%の図表スクラップ帳
2019-11-30 Sat 08:52
 スクラップをしなくなったのは、1,999年だったと明確に記憶している。
 記憶の根拠は、この年からGoogleを使うようになったからだ。
 世界中から情報検索できるのだから、スクラップを無駄と感じ、止めた。

 スクラップを知らない世代には、地道でアナログな作業を過去の遺物だと思うだろう。

 そもそも新聞や雑誌を切り抜き、スクラップ帳に貼り付けることを思い付き、想像することはあるまい。

 そのスクラップを昨年から再開した。
 書庫をたちまちのうちに占拠してしまうスクラップの容積を思い出すだけでうんざりする。
 なのに復活させた。
 
 現在のスクラップ帖は小型手帳だ。
 本体サイズは156×91mm。
 データ管理手帳と位置付けている。

 人生管理手帳と対で使っている。

 newsはnewだから、ニューズになる。
 それを蒐集した昆虫のように、貼り付けて何をしようと言うのか?

 枢要と感じた図表を50%縮尺して貼り付けている。
 それは後々一目で入ってくる。
 一瞬にデータの要約が目に飛び込んでくる。

 自分が関心を持った情報だからだ。

 手帳の全ページに目を通しても数分とかからない。

 目の前をただただ通過していく情報群。
 それは瞬時に消えていく。
 現代人は、もはや管理しようのない情報の奔流に流されるだけになっている。

 自分が興味をもった図表から正確な事実を受け止めることができる。

 誰の情報でもない。
 情報の奔流から自分の感性でつかみ出した記憶[図表]をスクラップするのだ。
 自分が何に惹かれ、関心を持っているか。

 三年目になった。
 データの方から自分の関心事が解明されていくのは不思議な感覚である。

データ管理手帳クラップ
スポンサーサイト



別窓 | 道具・方法は知の増幅装置 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
iMac、iPhone、iPad+アナログ手帳
2019-11-12 Tue 09:26
 iPad第7世代が届いた。
 手元のiPhoneを近づけたら、自動的に同期をはじめ初期設定は手間いらずだ。
 これでiMac、iPhone、iPadが一体で機能する。

 で、便利ではあるが、根本的な欠陥は抱えたままだ、Macintoshに限らないが。

 デジタル・データはインターネットを介してリンクされている。
 リンクをヒモに例えれば、それを手繰っていけば、データにたどり着く。
 検索にGoogleを使いはじめたのは1,999年、以来このスタイルは変わっていない。

 しかし20年間使い続け、ある欠陥に悩まされてきたのも事実だ。

 iMac、iPhone、iPad、いずれもデータはスクロールしながら読み込んでいく。
 ウインドウ上の文字や図表を、上下または左右に動かしながら表示していく。

 not at a glance.
 
 一見して全てが見通せないのである。
 
 アナログの手帳が手放せない。
 自分にとって必要な情報が一覧できるからだ。
 at a glance.

 以前、「老後生活の必需品、手帳が二冊」にも書いた。
 人生管理手帳とデータ管理手帳の二冊を持っている。
 一瞬で情報を俯瞰できるからだ。

 一覧性の欠如。
 この欠陥を補うのが二冊の手帳である。
 
 iMac、iPhone、iPadが進化すればするほど、ますますアナログも手放せなくなる。

データ監理手帳ままま
別窓 | 道具・方法は知の増幅装置 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
コピペ一行日記は一年を五分で見渡せます
2019-11-11 Mon 08:20
一行日記の効力
[注]写真は2010年の一行日記の一部です。

 日記はワープロ時代からつけていました。
 二十数年間になりますが、読み返したことはほとんどありません。
 気になる事があって、数度見返したでしょうか。

 いずれ自分の消滅と一緒に、自動消去いたします。

 残さない記録と記憶、物としても残さないのですから、なんでそんなムダなことをと思うこともあります。

 その時々の自分との対話ですから、つける行為そのもの、その瞬間に意味があります。
 
 それでも一年を振り返ってみようと、神妙な気持ちになる時があります。
 去年と今年を「取り出して」、比較したらと考えることがありました。
 
 パソコン日記ですからコピペは一瞬です。
 エクセルで一行日記をコピペするようになったのは、2010年からです。
 枢要な箇所を一行ピックアップしていました。

 今ではそれも面倒になって、適当にコピペして貼り付けています。

 何が良いか。

 一年を五分十分で一気に目を通すことができます。
 その一覧性の高さは一行日記の最大の妙味です。

 スマホやパソコンは一覧性に欠けます。

 全ての情報がつながっていますが、自分なりに決めた窓から、全体を見通すことはできません。 
別窓 | 道具・方法は知の増幅装置 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
平成の個人的総括と、その方法
2019-10-25 Fri 07:29
 平成元年から3年にかけて刊行された『昭和二万日の全記録』全19巻(講談社刊、うち『別巻総牽引』を含む)は読み通すことはないでしょう。
 決して、なにせ全日の記録ですから。 
 昭和を調べる百科事典として使うしかないのですが、昭和が遠くなるにしたがい、本棚を無用に占有する厄介者に変わっています。
 
 間口一軒足らずの小さな本屋に予約しました。
 全巻揃う前にその本屋は廃業し、残りを古本街で手に入れた記憶があります。
 その当時どんな気持ちで購入したのか、全く他人のように口をつぐんでいる30年前の自分に問いかけます。

 たぶん、平成に駒を進めるために、昭和を自分なりに総括しておこう。
 そんな動機がおぼろげにあったように思います。
 ある種の総括ですね。
 
 いつものように、精選版日本国語大辞典を引きます。

 ・全体を締めくくること
 ・ひとまとめにすること
 ・一連の活動などを評価反省すること 
 
 そんなこともあって、平成史はまず通史をしっかり読み込んでおこうと思っています。
 手始めに手に取っているのは佐藤 優・片山 杜秀『平成史』です。
 癖の強い両者ですが、かえってメリハリが効いて、骨格が見えてきそうです。
 
 順次以下の二冊も読んで、年内に平成史の概要、輪郭を掴んでおこうと思っています。
 
 五月以降は目を覆うばかりの惨状です。
 災害と、災害の瓦礫の記録と記憶に埋め尽くされていく令和です。
 その先を生きるのです・・・。
 
佐藤 優・片山 杜秀『平成史』 
[目次]
第1章 バブル崩壊と55年体制の終焉―平成元年→6年(1989年‐1994年)
第2章 オウム真理教がいざなう千年に一度の大世紀末―平成7年→11年(1995年‐1999年)
第3章 小泉劇場、熱狂の果てに―平成12年→17年(2000年‐2005年)
第4章 「美しい国」に住む絶望のワーキングプアたち―平成18年→20年(2006年‐2008年)
第5章 「3・11」は日本人を変えたのか―平成21年→24年(2009年‐2012年)
第6章 帰ってきた安倍晋三、そして戦後70年―平成25年→27年(2013年‐2015年)
第7章 天皇は何と戦っていたのか―平成28年→30年(2016年‐2018年)
文庫版新章 平成が終わった日―平成30年→31年(2018年‐2019年)
 
小熊英二 他『平成史【完全版』
[目次]
総説/「先延ばし」と「漏れ落ちた人びと」----小熊英二
政治/再生産される混迷と影響力を増す有権者----菅原琢
経済/「勤労国家」型利益分配メカニズムの形成、定着、そして解体----井手英策
地方と中央/「均衡ある発展」という建前の崩壊----中澤秀雄
社会保障/ネオリベラル化と普遍主義化のはざまで----仁平典宏
教育/子ども・若者と「社会」とのつながりの変容----貴戸理恵
情報化/日本社会は情報化の夢を見るか----濱野智史
外国人・移民/包摂型社会を経ない排除型社会で起きていること----ハン・トンヒョン
国際環境とナショナリズム/擬似冷戦体制と極右の台頭----小熊英二

毎日新聞出版平成史編集室『平成史全記録』
[目次]
グラビア(平成を彩った人びと
平成の災害
東京電力福島第1原発メルトダウン ほか)
平成考(新しい時代の人々へ―作家・作詞家 なにかし礼
「平成」の三つのキーワードから「令和」の時代を展望する―ノンフィクション作家・評論家・保阪正康
「米国の一極幻想」「日本の改革幻想」が崩壊した時代―多摩大学学長・日本総合研究所会長・寺島美郎(構成/倉重篤郎) ほか)
平成の証言(石原信雄(元内閣官房副長官)「平成の元号」決定時の舞台裏!
細川護煕(元内閣総理大臣)「平成」は人類の楽観的シナリオが打ち砕かれた時代
田中秀征(元経済企画庁長官)細川政権時代こそ「北方領土問題」解決のチャンスだった ほか)
別窓 | 道具・方法は知の増幅装置 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
老後生活の必需品、手帳が二冊
2019-10-04 Fri 09:39
 手帳は二冊である。
 
 老人が二冊手帳を持ってどうするの???
 自分でもそう思う。
 なにせ仕事がない、付き合いも良い方ではない、社会貢献する行動力もない。
 
 そもそもスケジューリングする必要がなさそうに見える。
 他人がそう思う以上にそう自覚していた。
 
 一冊は人生管理手帳だ。
 もっぱら予定を作る、予定を入れることを意識した手帳だ。
 予定を作って、入れてしまうのである。

 おおよその生活は、Timetableを作ってみるとはっきりする。
 全てが自分の時間だ。
 誰にも制約されない。
 
 会社から、地域から、家族から・・・なんの期待もされていない。
 
 このemptyを救うのは自分自身しかない、そう自覚しないといけなかった。

 九割方リタイヤーしたのが49歳の頃だったから、「老後」生活は20年を超えた。
 放っておけば腐ってしまうのが老後生活である。 

 毎年人生管理手帳を作り込むのは楽しい作業だ。

 行動指針リストを貼り付ける。
 ・考 動 訓
 ・始動訓[日日の型]
 ・プロフェッショナルの条件
 ・戦略的意思決定
 
 次いで、2020年版の目標リストを貼りける。
  ⇄2020年目標[転源表]
  ⇄四半期五大リスト
 さらにパソコン日記で検討し、手帳で週間と日日のスケジューリングをする。
  ⇄週間デザイン
  ⇄To-Doリスト
  
 さてさて、ここからが本番だ。 
 生きたスケジューリングをしないと、生きている甲斐がなくなる。

 ある一定期間で何をすべきか。
  ① 何をやらなければならないか?
  ② それはいつやるべきか?
  ③ 誰がやるべきか?
  ④ どこでやるべきか?
  ⑤ それの優先度は?
  ⑥ 時間はどれだけ必要か?
  
 さて人生管理手帳とは別にデータ管理手帳を作成するようになった。
 時代相〈短歴史〉を意識化するため、メディアで感心した図表を縮尺し、時系列で手帳に貼り込む。
 作業だけでも楽しいものである。

タイムテーブル

手帳の写像

別窓 | 道具・方法は知の増幅装置 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
| 三保小次郎日誌 | NEXT