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ドローンを飛ばせば15号の被害状況は一気に把握できたはず
2019-09-19 Thu 13:21
 台風15号による被害が甚大だ。
 千葉県内にとどまらない。
 横浜市金沢区、伊豆七島・・・。

 被害の現状が日に日に「拡大」している。
 「拡大」しているという表現は適切ではないだろう。
 把握できなかった。
 
 報道されてこなかった。
 
 市町村から被害状況が上がってこないから、「員数」が把握できなかった・・・と言い訳が流されている。
 
 とにかく市町村・県の行政、マスメディア、政権の動きが鈍いと感じているのは私だけだろうか。
 
 この政権には言葉(大言壮語)と成果(実行力)との間のかい離が著しい。
 安倍内閣の一丁目一番地が、拉致問題の解決であった。
 安倍内閣が再起して七年になるが、何にをやったか皆目伝わってこない。

 手つかずのままのようだ。
 
 アベノミクスは一割に満たない株所有者を潤しただけで、成果らしい成果は挙げていない。

 安倍政権がキャッチフレーズで作り出した空虚が、日本国に誤った期待(空洞)を作り出している。
 
 市町村・県の行政機関自体が被害者である大規模災害時に、出番は国でなければならないだろう。
 市町村から被害状況が上がってこないなら、ドローンを飛ばしていち早く被害状況を把握できたはずだ。
 しかし動こうとしない。
 
 ドローンの活用さえ考えていない、全くできていない後進国家に成り下がった。
 
 今や、この国の空洞は安倍政権そのものにある。
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三十年変われなかった日本は本格的衰退へ
2019-09-13 Fri 16:14
 寿命がのびる。
 国民の寿命が伸びる。
 そして僕ら団塊の世代も数年で残らず後期高齢者となってしまう。
 
 寿命が延びるほど、老後は長くなる。
 老後が長引けば、社会全体も否応なく年取っていく。
 年取った社会になっていく。
 
 だから老人のように弱っていくのだろうと思う。
 
 1989年、僕は41歳で、絶好調だった。
 世間はそれ以上だった。
 日経平均は史上最高値、GDPは世界2位だったし、時価総額世界トップ10に7社が入った。
 
 あれから三十年経って、僕もきっちり71歳になった。
 この国同様に、「平均」台から転落しまいと必死に歩いてきた。
 500兆円を行ったり来たりしていたから、「平均」は侮れなかった。
 
 平均は変わらないのに、格差は激変したからだ。

 自分は変わっていない。
 国中ではそれは一つのステータスかもしれない。 
 しかし、日本国は変われなかったから、「平均」にしがみついた。
 
 この三十年で、世界は猛スピートで変革し、飛躍している。
 
 世界第2位まで行った一人当たり名目GDPは26位に落ち込み、底から見上げているのに、まだ天辺辺りにいると錯覚している。
 
 僕も老衰までにはまだ時間がありそうだ。
 国としてはどうか。
 平均もまた下がったいくのは時間の問題だろう。
 
 正確に
 言い直そう。
 この国は三十年前の「平均」をかろうじて維持してきた。
 そのために1000兆円の借金をこさえた。
 
 世界との比較ではない。
 すでに置いてきぼりだ。
 国中で三十年間保持してきた「平均」そのものが衰退していくのである。
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ひな壇を降りてくる安倍晋三の足元がおぼつかない
2019-09-12 Thu 09:23
 それはいつの頃からであったか。
 正確には思い出せないのですが、老いというものを最初に実感したのは駅舎の踊り場から、階段を見下ろした時でした。
 「この階段を降りるのが怖い」という意識を持ったその瞬間でした。
 
 昨日第4次安倍再改造内閣が発足しました。
 2012年12月衆議院選挙で自民党が圧勝し、第二次から七年近く安倍晋三は日本国のトップリーダーとして君臨しています。
 
 恒例のひな壇での撮影風景でした。
 この宰相は数日で65歳となります。
 まだ年とは思えないのですが、しきりに足元を気にしておりてくる。
 
 一段一段の先端がおぼろで、踏み込むのをちゅうちょし、目で探る。
 手すりにつかまらないと不安になる。
 そんな一瞬です。
 
 トップリーダーとして多忙な生活を過ごしているのですから、階段を上り下りする「機会」はおそらくは限られられているのかもしれません。
 クリントンのように他国に来ても早朝ジョギングを欠かさないお国柄ではありません。
 ぎこちない動作で、足元をいぶかっている姿はこの国に君臨するトップリーダーとは見えません。
 
 対照的に、小泉進次郎環境大臣は下を見ることなく、隣と談笑を交わしているらしく、笑顔を正面に向けたまま階段を正確なステップを踏んで下ってきます。
 
 おそらくはトップリーダーの交代の兆しというのはこうした風景の中に垣間見えるのかもしれません。
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デジタル革命の反革命性、極限のCentralizationへ
2019-09-10 Tue 10:31
 デジタル革命の帰結は、極限のCentralizationをもたらそうとしている。
 国家は張り巡らした顔認証システムで国民を一元監視する。
 「人格」「信用」「マネー」情報は一部の企業、FANGが掌握していく。
  
 1,999年末、修士論文の締め切りが迫っていた。
 ぼくの結論は真逆であった。
 それはインターネットの開拓期にあふれていた牧歌的で、楽天的な誤認であった。

 インターネットに象徴される一連のデジテル革命をCentralization→Decentralizationへの移行として捉えていたのである。

デジタル革命の帰結は極限のCentralization

「今日、デジタル革命と総称されている事象が社会に何をもたらすのか。社会をどういう方向性へ変えていくのか。我々はDecentralizationというキーワードが照射する根本的視点に基づき、これを考察する。つまり、この修論の基本テーマは「CからDへ」にそって展開されるものである。Centralization→Decentralizationである。
 Decentralizationは分散化と訳されているが、その原義は“transfer (powers etc)from a central to a local authority”(THE OXFORD MODERN ENGLISH DICTIONARY)である。
 キーワードのDecentralization、これは次の三つの観点から整理することができる。
 ①権力から見ればそれは分権化である。
 ②空間から見ればそれは多中心化である。
 ③コミュニケーションから見ればそれは自律分散化である。
 これら三つの事象は別々に現象しているように見えるが、一つの事象の三つの側面である。別図「Decentralizationの構図」を見て欲しい。我々の修論の守備範囲は多中心化の視点から、Decentralizationの様相を考察していくことであるが、一体のものの三つの側面という理論構図を踏まえている。連動する事象については、それぞれの分野、学際的研究が踏み込んだ成果を上げていくことであろう。」
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香港学生よ、袋小路の深淵を打ち破れ
2019-09-08 Sun 22:08
 それは、はるか50年前にさかのぼる。
 おれは、たくさんの仲間と学生運動に加わった。
 香港の学生みたいだった。
 
 袋小路が待ち受けていた。
 
 それぞれの袋小路があっただろうし、時代のそれとがあった。
 あさま山荘事件は連合赤軍による大量殺人を暴き、俺たちの戦いは事実上終焉した。
 泥と血まみれになって絶えた。

 香港の学生に勝ち目があるだろうか。
 おれには陰鬱な袋小路しか浮かばない。
 
 同世代の作家村上春樹は俺たちを毛嫌いしたが、今でも変わらないだろう。

 おれはあいつが今も気持ち悪い。
 
 韓国の若者に「小確幸(しょうかっこう)」という言葉が流行っているそうだ。
 小さいが確実な幸福。
 村上がエッセイで記している言葉だそうだ。
 
 それは香港の若者と、韓国・日本の若者を対比する格好のキーワードかもしれない。

 おれはただ願うだけだ。 
 香港学生よ、袋小路の深淵を打ち破れ!
 小確幸に逃げ込むな。

[追記]
香港学生、若者の未来は早晩袋小路に入り込む。
国家権力の前に、命が晒され、未来の一切が圧殺される。
香港に何が待ち受けるか、明々白々だ。
おれのつまらない予感は暗鬱な体験の底から湧き上がって来る。
小確幸、そうかそういう手があったのか・・・。
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手取りの年金計算は所得代替率の0.86掛けで
2019-09-06 Fri 09:14
山崎元氏「財政検証の読み方をズバリ解説。甘い期待は危険、若年層は辛めの覚悟を!」によれば、
所得代替率が、年金支給額については税金や社会保険料を差し引いていない「名目額」なので、
名目年金額÷現役手取り所得で計算してやらないと錯覚が生じると指摘する。

「法律はともかく、生活設計を考える上では、どう見ても名目額よりも手取り額を基本に考えるべきだ。」

 で、それを簡易的に計算するには所得代替率の0.86掛けで計算してやるといいと指摘している。

 そもそも「所得代替率」の理解が難しい。
 以下のように説明されている。

「年金を受け取り始める時点(65歳)における年金額が、現役世代の手取り収入額(ボーナス込み)と比較してどのくらいの割合か、を示すものです。 たとえば、所得代替率50%といった場合は、そのときの現役世代の手取り収入の50%を年金として受け取れるということになります。」

 しかし現状の公表数字は税金と社会保険料の支払いを含んでいて、差し引いた手取りではない。
 手取りでなければ生活設計が描けないではないか、というのが山崎氏の趣旨だろう。
 とにかくも、年金は仕組みも概念もわざわざと難しくして、国民の理解を遠ざけようとする遠心力が働いているようだ。
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自由で豊かにはなれないが、自由はあるさ
2019-09-03 Tue 09:55
 香港のジニ指数は0.539、「格差社会」って言い方が形無しになるような超不平等社会です。
 
 ちなみに日本のそれは0.34です。
 余談ですが、日本の一人当たり名目GDPは26位で香港17位の後塵を拝し、豊かさを誇ったのは過去の栄光で、次々とアジアの諸国に追い抜かれています。
 ついでに韓国は31位で、いずれ追い抜かれそうです。 
 
 さて、対して中国のジニ指数は調査機関によって様々ですが、globalnote「世界のジニ係数 国別ランキング・推移」、OECDによれば0.51とされています。 
 資本主義都市国家経済の香港と、共産党一党独裁国家経済の中国がいずれも超不平等社会であることは注目していいでしょう。

 だとすると、香港市民は何を求めて習近平と戦っているでしょう。
 言い古された自由を求めて戦っています。
 それ以外には何も求めていないのです。

 満ち足りていてその価値に気付いていないのは、誰でもありません。
 わたくしたちの方ではないのか。
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カジノ、たそがれヨコハマの切り札か
2019-09-02 Mon 16:17
 林文子横浜市長がカジノ誘致に舵を切りました。
 なぜって、横浜市は「近い将来人口は減り、税収は低減し、厳しい財政状況」が待ち受けているからです。
 実に、率直な「危機感」の表明ではあります。
 
 リアルに一自治体としてできる対応が何か、よくよくの「転換」と映ります。
 
 横浜市ですらこうですから、日本全体を眺めれば惨憺たるものです。
 
 観光立国を目指すのは、国の衰退が明らかで、観光しか売るものがなくなっているからです。
 労働生産性、成長率、賃金、年金の所得代替率・・・
 何をとっても日本は先進各国の下位の地位を占めています。
 
 先進国が落ちぶれると「後進」国になるのか、「後退」国になるのか。 
 文化遺産、世界遺産というと聞こえがいいのですが、丸ごと生活を見せるのですから、生活の切り売りです。
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GSOMIA破棄は朝鮮南北統一への一里塚?
2019-08-29 Thu 15:10
 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領によるGSOMIA破棄を、日韓史という小池の争い事として(だけで)理解することは疑問です。

 米中の覇権争いとその帰着によって、今後数百年にわたる世界史の本流が決まります。
 GSOMIA破棄をその文脈の中で見るなら、事態は深刻です。
 
 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の一連の政策は、
 朝鮮民族の統一問題や、
 中国との親和性において、
 ユーラシア大陸の突端、東アジアの政治情勢を一変させしてしまうでしょう。

 アメリカがイギリスから覇権を奪ったのは第一次世界大戦後(1914 年7月28日〜1918年11月11日)の事です。
 約100年の覇権です。
 今世紀になって中国の台頭によって、その限界が見えて来ました。

 第二次世界大戦後人為的に分裂させられた分断国家は次々と統一を果たして来ました。
 ドイツは、西ドイツ(ドイツ連邦共和国)が東ドイツを併合(法的に)しました。
 ベトナム(ベトナム社会主義共和国)は、北ベトナムが南ベトナムを軍事力を背景に併合しました。

 朝鮮はどうか。
 政治体制、国力(GDP)、戦後培われた国民性の違いを乗り越え統一があるとは想像しにくいのですが、ドイツもベトナムも歴史の流れの中で一気にそれを乗りこえたという実感はあります。
 
 何が起こるかわからないのです。
 今の枠組みの中で考えていては未来を見誤るかもしれないのです。
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無縁仏に囲まれて
2019-08-26 Mon 19:12
 月に何件か墓地の勧誘電話があります。
 
「明日のために今日を生きている身ではない」と眠狂四郎のセリフを言い放って、電話を切りたい衝動にかられることがあります。

 両親のお墓は近くの菩提寺にあります。
 何十年かたちます、100年が過ぎます、千年を超えます。
 全ては無縁仏になります。

 誰の墓かかろうじて記録されていても、たかだか三代が記憶の限界でしょう。
 名は知れていても、それが何者か誰も知らないのです。
 墓は生者が祈るための場なのです。
 
 亡くなった者たちは別世界にいるのですから。
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